学生と共に夕食会

 介護等体験事前ガイダンス前後、講師のN氏と久方ぶりの懇談。実に1年ぶりのこと。知的障害教育をライフワークにしておられる。セガンについて色々とお話をすることができるので、うれしい。ぼく自身、ようやくセガンの「実践」の中に入り始めており、その「実践」が今日に繋がるのか断絶しているのか、その辺りが不明なだけに、N氏から色々と学ばせていただきたい思い。昨年秋にまとめた『白痴教育の普遍化を求めたエドゥアール・オネジム・セガン』と、セガンの初期実践「子息の教育に関する、O...氏への助言」の訳文をお渡しする。
 せっかくの機会だからと学生を研究室に誘う。N氏とぼくとの教育論議から何かを学んでほしいと思ったから。参加は2年生英文の女子学生、3年生化学の男子学生、4年生日文の男子学生。約1時間の懇談。主として「教師とは何か」ということになろうか。
 その後、女子学生を除いて夕食会。ここでの語り合いは、「教育実践とは何か」「教師の教育研究とは何か」ということになろうか。「政治主義」とも言うべき色分けの中で難しい問題も多い、というN氏の話は身につまされるところが多々あった。