2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

疲れたなぁ

今日の午後はとにかく忙(せわ)しなかった。午前中10時から100枚の印刷を頼みたいという学生からの依頼は、ゴミ出しの日でもあり、さすがに断ったが、出校後、あれこれと忙(いそが)しかった。 午後の授業の準備、明日の授業の準備(半分)、授業。 授業終…

今日も誕生日なのだ

4コマ目、自主ゼミのメンバーであった女子大のふたり―ひとりは着物着付けのお師匠様、あと一人は柔道の猛者―が、「なかなか目白に来られなくて。遅くなりましたが、先生のお誕生日をお祝いしようと思います。」と、チョコレートケーキを携えてやってきた。…

勝手な歴史認識で喜んではいけません!

通勤で乗り換えに使う日暮里駅には人形の塔。珍しく誰もシャッターを押していなかったので、馬鹿鶴がパチ。 昨日の両国遊歩記録は恥かき記録。 まず、回向院。「回向院」という名称の慰霊所は各地にあるということをいろんな方から教わりました。へーそうな…

両国遊歩

午後、貴婦人と姫様にご同道願って、両国界隈を遊歩した。 横丁に入るとちと早いが、師走の餅つき。町会での催しだろうか、商店街の催しだろうか。小さな子どもが杵を担いで…ペッタンペッタンペッタンナー….なかなかそうはまいりませんね。姫様は「手返し危…

久しぶりにのんびりと

HP川口幸宏の教育の旅の扉写真変更。今週の写真は東京・上野の不忍池。写真の季節は春。花は咲いていない光景です。 さてと・・・ 朝からご飯を炊き、タマネギスライスを作り水に曝した。ここまでは日常のこと。8月以来毎朝食、タマネギ食が続いている。体調…

絶句

ルソー『エミール』の第4編(端的に言えば青年期論)の冒頭部白水社ルソー全集の見開き2頁を、「じっくり読み、臨席の者と討議し、30字で要旨を綴りなさい」という課題(作業時間45分)に対して提出された「要旨」に、次のような「要旨」があったと聞いた。 …

信じられない光景だが事実なのだ

担当授業は資格取得に関わるが卒業要件には関わらない。何としても教師になりたいという学生もいれば、自分の意志など微塵も持たない学生もいる。いい意味での玉石混淆になることを期待し、それなりに授業に力を注ぐ。複数のクラスで、現在、ペアないしは3人…

薪材運搬

1766年7月31日のパリ法廷でのある判決は薪材流通にかかわって起こった交通事故を裁くものであり、興味深い。判決が興味深いのではなく、パリに到着した薪材の流通方法、経路を示すものとして、興味深い。 パリから東南約200キロの所から川の流れに乗せて運行…

ん?18世紀のフランス語…

ペチカの燃料である薪材で作った筏がセーヌ川に辿りつく。どんな光景だったのだろう。ここ数年の強い興味対象である。パリの絵画ポスター専門の古書店に足を運び、店主に尋ねる。そもそもその光景が描かれているのを探しているのだから、あれこれと、単語を…

写し絵を求めた楽しい一日

久しぶりに浅草に出て紙ふうせんでもんじゃをいただいた後、両国に出て、旧安田庭園でしばし遊ぶ。一年前と変わることなくカモメたちが水浴びを楽しんでいた。 カモメの群れとは離れて佇む一羽の白鷺に目を奪われる。水面に映る姿も美しい。 秋に色づいた池…

捨て子について〜『エミール』を読むために

今日は『エミール』読書会のメンバーに宛てて綴ることにしよう。 ★ 古い時代から捨て子の問題はある。 「16世紀まで、家庭の扶養を受けられず見捨てられた捨て子や孤児は、領主や住民共同体の世話と費用により、病人や貧民を受け入れる救済院で養われた。」 …

「自分史を語る」

★HP扉頁写真変更。南仏プロヴァンス地方の石の町ゴルド。アルル、アヴィニョンの近くに位置する。。川口幸宏の教育の旅でご覧下さい。 ★小品「朝のリズム」アップ。アメリカ西海岸での滞在生活経験を思春期向け作品として綴ったもの。 ★昨日の「生徒指導の研…

オステルリー・ラベイにて

今日の馬鹿鶴はスーツ姿。ダン(ディ)ツル(ピン)なのだ。 夜の東日本橋界隈神田川を望む。 目指すはフランスレストラン、ミシュランガイドに載ったオステルリー・ラベイ。 コース(シェフお任せ)。以下、給仕順。 貴婦人からの我が誕生祝い。「Bon Anniv…

親に人生をコントロールされる・・・

ぼくの前で大粒の涙を落とす若者。親に暴力的に関わられていると語る。親の思う通りの人生を生きることを求められ続けてきた、限界になっている、と訴える。愛情を過信するあまり暴力で従わせる。児童虐待の本質と変わらない。 反抗を認められない子どもは自…

背に手を添えるがごとく…

昨夜のエミール読書会は1時間遅れで開始。「研究会等が入った」との連絡があったのだが…。 今日から参加の化学3年のお嬢さん、凛とした座姿を崩すことのない政治院のお嬢さんを相手に、6時過ぎからルソーに絡めた四方山話をしているところで、7時前に、英米…

労賃はいくらなりや

セガンそのものから離れてその時代の文化史・社会史を見つめてみようということになって、さて、タイトル、題材、対象は何にするのかと考えると、やはり、セガンが1841年に発表した小品「筏師たち」(les flotteurs)だろう。 薪材を主要な消費目的とする樫の…

風邪、抜けない

今日は夕刻6時から会議。そのため研究室でうだうだしている。熱っぽく、咳も時折。もう一週間になる。長いなぁ。 ちょっとつらいなぁ、と思ってぼけっとしていたら、お嬢さんが顔を出した、僕の顔の前に。声を掛けたけれど返事がないのでそうしたのだと。そ…

お昼はインドカレー

★翻訳「革命の中に生きた少年」をアップ。この作品はパリ・コミューンを描いた児童文学。HP・「川口幸宏の教育の旅」へお越し下さい。 + お代わり自由 大きなナン。美味です。

一人祝い膳

今日は午後から6時までびっしり授業。身体はともかく気分を安らげたい、豊かな気持ちで授業に向かいたいと思い、一人祝い膳を催した。日本橋・大増の「松茸弁当」。茶器も馬鹿鶴にとってはとびっきりのものを使用。 食後には、先週の土曜日、媛様から「早い…

フレネ教育より

今日の授業ではフレネ教育について少し触れる予定。たいそう珍しいとぼくが勝手に思っている、フレネ学校の在校生の集合写真を扉にした文集『レ・ピオニエ(LES PIONNIERS)』なども提示したい。写真は1979年当時のもの。フレネ学校は、南フランス、地中海に面…

またもや汗だく

快調な体調に戻ったと喜び、しかしことは慎重に、頭を洗った。すこぶる気持ちいい。が、それも玄関を出るまで。 くしゃん、くしゃん。昨日にはなかった「風邪」症状に襲われ、やがて腰痛、脚痛に見舞われはじめた。職場に着いた頃には頭痛が加わった。三重痛…

汗だく

牛丼は汁だくが旨い、という。では体調不良とおぼしき身体に汗だくはどうなのだ? 出勤時、身体を引きずるようにして、とにかく前に進んだ。腰と右足が痛いこと痛いこと。腰をうんと曲げて歩かざるを得ない。あーあ、もう一本足が必要なんだ。そんな現実を思…

元気出せ!じっちゃん

風邪の症状がつらい一日。せめて滋養によい食べ物をと思い、有さんに教わったオカチロールと海鮮茶碗蒸しをいただいた。 「帰宅したら早くお休み下さいね。」とは職場同僚のおねえさんの愛の声。はい。 写真が90度傾いてしまいました。携帯からの送信方法は…

風邪に倒れた日の戯言

「倒れた」ってのはチと大げさではあるが、外出予定をすべて取りやめ、ひたすら布団の中で熱が冷めるのを待つだけ。それにも飽き、頭が働いているようなので、PCに向かう。 ★とある山里にて1年前に撮した秋光景を。題して「秋が巡りて幾星霜」 続いて ☆都内…

第一回セガン学習会

11月5日午後2時半から5時まで、「セガン学習会」第一回を開催した。報告者:川口幸宏。報告内容:①「セガン研究」をめぐって、②セガン生誕の地クラムシーをめぐる歴史文化ーとりわけ「筏師」について―「子ども期」の問題、②中世城郭都市クラムシーという土地の写真…

リス撮影の思い出

★HP「川口幸宏の教育の旅」の扉写真更改。 今年の2月に、韓国釜山および慶州に遊んだ時、慶州の墳墓公園「大陸苑」の積雪の上を走り回っているリスをレンズで追った。イヤ、速い動きだこと。ぼくは連写をしないでその瞬間レンズが捉えた光景をつかみ取る撮影…

応援団

例年、応援団の演技がなかなか楽しい。何年か前「たった4人の応援団」との記事で取り上げられたことがあるが、今は4人ではないようだ。演技はチアガール、吹奏楽団と一緒に。

大学祭

今日から三日間、大学祭。学園の目抜き通りは食べ物の「店」。授業で見知った顔がいたのでちょっと声掛け。目抜き通りを歩いていたら頭を下げていく若者の群れ。授業で見知った顔もあるけれど、見慣れない顔の方が多いな。僕が知らないだけだろう。例年出さ…

休日出勤

今日は遠出ハイキングを予定していたが取りやめにし、研究室で来週の授業準備。講義通信作成作業。 授業内で発言を求めるとなかなか声が出ない。少人数ならばどうかと思って5人のグループを構成させるが、よく見ると、まったく議論に参加しない者が少なくな…

そんなに「社会」は怖いのだろうか?

★天才バカドンの歌をアップ。2000年度パリ滞在生活中に投稿した作品。川口幸宏の教育の旅 ☆人生に重荷を背負うことは誰にでもあるが、唐突にそれに襲われたら、辛い、とてもつらい。今日、二人の若い知人がそれに見舞われたとの知らせを受ける。ぼくはどんな…