2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

イタールの墓、発見

フランス時間2009年5月27日午後3時、パリ、モンパルナス墓地にて、ジャン・マルク・ガスパル・イタールの墓に出会うことができた。何の案内もない古い墓石であった。

荷物は先に出かけた

先ほど、研究室に集荷に来た。研究室からドゴール空港まで運んでくれる。ありがたいシステムである。後はリュックに、カメラ・ノートPC、その他簡単なものを詰めればよい。とはいうものの、このリュックが重いのだが。 ぼくの大学人生活最後の長期研修。最…

縁起物じゃ

土曜日、 1.子トドさんの新たな旅立ちを祈念して湯島天神様へ。おろおろどきどきの子トドさん、ゆったりどっしりと構えましょう。「お願いします。」親トドの願いよ、届け。修学旅行の一団で境内は占拠された状態。どこの中学校でしょうかね。 2.ドンド…

無知から出発

ビセートルでの精神病者の治療の歩みを追ってみた。 ピネルが井戸の水汲み作業、次のフェリュスが農作業。作付、収穫までおこなう。続いてルール、フェリックス・ボアザンにいたると、治療が精神に及ぶ。セガンが独力で白痴教育を手掛ける時と重なる。ルール…

今更ながらのとんでもない気づき

セガンがフランス時代最後の白痴教育現場はビセートル救済院(男子養老院)だった。1843年のことである。救済院総評議会の招聘決定書の第1項に「セガン氏は、1843年末まで、氏が不治者救済院の白痴の子どもたちに適用していた教育の方法の試みを、養老院(男…

学園裏散歩

やけに構内が静かだと思ったら、今日は開院記念日。国民・国家の休日に授業をすることはあっても、この日は休講♪ ならば、日常出かけることもない我が学園の歴史を忍ばせてくれるキャンパスの奥へと散策を試みる。正門を手前にした地図で言うと右上辺りとな…

紅白ツツジ

季節はもう、ツツジの名残を告げている。あれほどに美を競い合っていた花弁は、大方が、もう萎れ色も黒ずんでいる。初夏の風は薫風か。何の香りかは知らないけれど、青臭い臭いが学園のエントランスに漂っている。 正門脇の植え込みでツツジが最後の色を競っ…

初夏、昼下がり

珍しく、外に弁当を買いに行った。学園内は初夏の自然。午後の授業の前の、奇妙な静けさ。 目白通りを目白駅とは反対側へ進む。言わずと知れた都電荒川線をまたぐ千登勢橋をめざす。お弁当をしばしあきらめ、橋の上で電車が来るのを待つ。 雑司ヶ谷方面から…

研究は停滞中

熊本の仲田さん、荒川の尾花さんに書簡を出す。ワープロ打ちではなくペン書きだから書簡。やはり書き手がかなり鈍っている。字がふにゃふにゃ。ご勘弁願おう。仲田さんにはヴィクトール・ユゴーの政治認識と行動の変遷を綴ることによってセガンとの差別化を…

旅チケット届く

トラベリンクの田中さんが来室され、パリ往復チケットを届けてく下さった。田中さんとのおつきあいはもう10年になる。ありがたいことだと、つくづく思う。 「今回でパリの旅行は終わりになると思います。体力的に無理でしょう。それで、お土産を買って参りま…

会食

下娘夫婦の招待により、柏のインド料理店にてランチ。招待状には、引越完了、善子供の日、光誕生日それぞれの祝いとあった。昨日貴婦人トドちゃんに目利きをお願いして祝いの品々を買い揃えておいた。 小学生となった善はぼくの側に寄り付かず、1歳になる光…

お誉めいただいた

大学院の時から、目をかけてくださり、節目ごとに強い励ましを下さっている志摩先生から封書が届いた。セガン研究をご批評いただいている。これまでのぼくの研究史をも踏まえて下さっており、震える思いで拝読した。 若い頃大いに期待したが「あまり元気がな…

頭ごちゃごちゃ

相も変わらず、セガン話。 セガンは1843年に「白痴たちの衛生と教育』を出版している。これは、同年7月-11月の『公衆衛生と法医学年報』誌第30巻第1部に発表したものを単行本化したものである。同書はセガンの初めての体系的な白痴教育研究論文であると言っ…

旅準備いろいろ

飛行機チケットの入手 来週月曜日午後1時 荷物の運送 副手さんに手配をお願いする。セガン関係 白痴の診断カルテが気になる。別ブログに訳出分をアップした。 セガンの同僚上司である医学博士のフェリックス・ヴォアザンがやはり白痴の診断カルテを発表して…

承前

セガン、モノグラフィカルテの訳出。きめ細かなカルテ作成で教育訓練の確実な成果を得ることができる。職人芸から近代的技術へと進んだ一瞬なのだろう。ただ、専門知識を持たないぼくには、四苦八苦の訳出作業。 散歩を兼ねて果物等を買いに行き、途中で雨に…

在宅汗

このところ、全身痛。一日ゆったりと過ごそうと、新聞を読んだり、散歩を楽しんだり、丸まって固まって寝ている猫の尻尾で遊んだり。とうとう昼風呂という贅沢。汗びっしょり。誰もいないのだから裸になろうと思うものの果たせず。 さて、ソロソロ、セガン。

なーらんだ〜なーらんだ〜♪

とりあえず取り揃えた用品。(写真外含む) 医薬品・・・正露丸、傷バンド、頭痛薬、風邪薬、軟膏 調味料・・・塩、胡椒、醤油、練りワサビ、カレー粉 食料品・・・とろろ、インスタント味噌汁、インスタント雑炊 生活用品・・歯磨き粉、洗剤、箸、茶こし、シ…

在宅記念日

わが誇りとする日本国憲法施行記念の日。じつに62年になる。とはいえ、同一理念の下ではわずか62年でしかない。その理念の完全実施への試みさえしようとしない政党政権が支配しつけてきているにもかかわらず、「時代に合わない」などというおためごかしで改…

出発進行準備中 2

衣類、生活用品などをとりあえず整えて、バッグに詰めてみた。社交的なことも予想せざるを得ず、その分だけ荷物がかさむ。 モンターニュ派のドクトリン等をまとめた古書が古書店カタログに掲載されていた。カタログにはそれ以外にも魅力的な書物がいくつか。…

出発準備進行中

40日間という中途半端な外地生活のために、何をどう準備したらいいやら戸惑いつつ、洗濯機乾燥機があるのだから、いつもの旅より衣類は少なくてもよいのだろうと考えて、ほぼ使い捨ての感覚での下着類購入。あとは何が必要か。学習材、記録材。 本部に身分証…