2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日、キコサマが久方ぶりに研究室に顔を出した。強い緊張感に包まれているようだ。これからの学習・研究の方向性について相談をしたいという。メモ・文書化したものを元にして後日詳細に検討し合うことにし、時の話題などで問題関心を整理するよう勧めた。…
朔日はセガン研究の足跡を辿る旅の準備会、学習会。今日は一人で研究史資料確認。 準備会は盛り沢山。モンテッソーリの説明をいただき、旅の興趣が深まった。ぼくのセガン研究の意図や方法が、僕と一緒にゼミで学びあった人たちに理解されていないのではない…
明日はセガン研究の足跡を辿る旅の第三回学習会。少し研究室を片づけ、資料を用意した。パリ時代を歩む。
次から次へ不採用通知が舞い込む。今若者に起こっている現実。「まるで人格否定をされている気分」という言葉が胸に刺さる。そういう連日の報道や報告に接していて、「決まった!」という報告を受けると、心の底から喜びを覚える。やったねー!
昨日のKさんとの語らいに関わって。 文学部棟からここ中央教育研究棟に研究室を移してはや2年。何が変わったかといえば、研究室で繰り広げられる学生間の談笑が全くなくなったこと。もちろん自主ゼミは今までにないほどにコマ数が増えてはいるが、研究室で自…
午後の一時、Kさんの教育実習報告を伺う。「生徒が可愛くって」と何度も繰り返して言うのが、とてもうれしいことだ。腕白盛りの男子生徒が大半というクラスでの授業・生徒指導など、苦労が絶えなかったと思うが、生徒からもらった色紙などを読み、また写真部…
いつもの床屋に出かけた。テレビは囲碁を映している。ん、こりゃ、がははの話題はなさそうだな。静かに静かに時が流れる。自分の顔を鏡に映してためつすがめつするほどにナルシストではないのでただただ目を閉じてハサミの動きを味わって時が流れに身を委ね…
相も変わらず「しおり」の製作。図版を入れ、エッセイを削除。
鶴 「姫様がドララにお会いになった最後はいつのことですか?」 姫 「2006年2月下旬ですね。パリ、モンジュ通りのアパートにKさんをお訪ねした時でした。」 鶴 「ぼくは2007年9月7日です。Kさんはモンジュ通りのアパートから近在ですがムフタール通りのアパ…
現世に縁打ち捨て蝉時雨 鶴
パリから、ドララが死んだとの知らせ。今日、手術だと連絡を受けた矢先のこと。会いたかったなあ。明日、猫の葬儀屋が遺体を引き取りにきてくれるとのこと。今夜は通夜だ。
あ、馬鹿ってごめんなさいね。でも、言いたいっす。「教室は個人情報を除き、あらゆる情報が共有されるべきだし、伝達だけですむ教育の営みはすでに時代遅れだ」旨をしゃべって(やや間を置いて−質問等が出されることを予定してー)、授業終了宣言をし教卓を離…
今日は暦上は休日だが、大学は講義が開かれている。出校し、「セガン研究足跡を辿る旅」の栞を完成させた。これまで日程と資料とを同一冊子にしていたが、昨日、姫様からアドバイスをいただき、分冊にすることにした。 まず、「別冊」(資料編)は− http://www…
午後の一時、自主ゼミOBの訪問を受ける。小学校理科専科教師を務めるがその本務は質の高い実践を進めて行くだろうとの期待が持たれているが、抱えきれないほどの実務責任を背負っており、潰れそうだとの苦しみが出された。期待されるというより、押し付けら…
終止符を打ちました。 午後、会議及び懇談。遠路はるばるお越しいただいた方々とも交流ができたことが何よりも嬉しい。 終わりと始まりと。
1年生の授業潜り学生から提出された「受講感想」より− 「とくに日本の教育全体に当てはめて言えることの一つに”頭脳のマッチボックス化”を挙げることができると考える。知識偏重型だ、という教育界の批判の本質はこの部分にあるのではないか?何かを指定され…
先週すっぽ抜かしてしまった男子会、イタメシにて新人を迎えて実施。新人君、ぼくのセガン研究に興味あるようだ。 今日の話題提供は、研究者としての好まない転換期。つらい時期ではあったが支えられて生き延びたこと。
プラムシーより10月27日と28日の「セガン・シンポジウム」の報告者と報告題とが送られてきた。とりあえず第一次発表というところか。それにしても、たいそう魅力的な陣容だ。***** 2012年10月27日28日のエドゥアール・セガン シンポジウム 報告一覧10月…
仕事部屋近くでフニヤーゴフニヤーゴと、猫の威嚇声。誰が誰を? そつと覗きに行くと、タビチヨとアフオとが対峙していた。またタビチヨが喧嘩をしかけているのか、しようがないなー。タビチヨが半身の構えならアフォは真っ直ぐにタビチヨに向かい合っている…
細君や娘にぼくの方から「旅」の誘いをし「成功」することはあまり無い。ぼくが提案する旅先には興味が引かれることは無い様子であり続けた。逆に、細君に、「ねー、○○○○に行ってみたいんだけど。」と「お誘い」を掛けられて、ぼくが財布を持ってお供する、…
セガンを歴史的制約下にあることを前提に現代的意義を明らかにする〜この文言はセガン研究が本格的に出発した時にその開拓者たちによつて謳われた研究指針の一つである。歴史過程を今という時にそっくりそのまま再生させようとすることは愚の骨頂、だからな…
夕刻、学生が来週の授業欠席の申し立てにきた。それはそれでいいのだが、評価に関わって得た情報にどう対処すべきかと、問う。その情報はガセネタである。情報を伝えた者も同一授業の履修者。したり顔の大嘘つきに人生を狂わされるところ。 「情報」というこ…
午後から研究室は入れ替わり立ち替わりの大にぎわい。 疲れが溜まっているぞ。「男子会」をすっぽ抜かしてしまった。疲れを取ろうと立ち寄った。今日のビールはうまくない。店が違うとこうも違うのか。
◎クラムシーに返信メール。10月27日、28日両日参加。報告タイトルは「オネジム=エドゥアール・セガンと日本」。ついでに「下書き」として報告英文を添付した。 ◎吉池がビル改修ということもあって、最近、あまり(仮)店舗に顔を出していない。魚系ゲテモノ?…
クラムシー学芸協会のローラン・ルモアヌさんから書簡が届いた。10月のセガン生誕200周年記念シンポジウム準備がいよいよ本格的に始動し始めたようだ。書簡は次のようにある。 ***** クラムシーからの書簡3(2012年6月11日付) 7月3日院内便受け取りその…
永田町の媛さまと松戸市の本土寺でアジサイ鑑賞の半日。久しぶりにカメラを抱えていった。 アジサイの花の勢いはだいぶんと薄れていたが、まだまだ元気なのもある。 百合科の花かしら。アジサイをバックに。 すっくとりりしく。 まるで鶴のよう。花菖蒲。 睡…
今日も出校し、旅のしおりの作成作業。パリとはどんな街づくり科のガイドに意識が向いていた作業を取りやめ、セガンの実践の場にまつわるあれこれ話にした。ピガール通りに関しては、ぼくが格別に思いを込めているので、パリ・コミューンを題材にした児童文…