2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

不協和音

邦訳書と原著。今日もまたその両方を机上に置き、文字列を睨んでいる。 邦訳書を読み進めていき、ドキドキドキ、と不整脈が起こるところを原典に照らし合わせる。キーーーーーンと頭が鳴ったら、該当部分の原文を入力する。そして、不快なキーーーン音の解消…

「人類の最初の本」とは・・?

訳書に頼って研究をしている。訳書は羅針盤だ。で、次のような記述に出会った。 「これは最近なされた最も良心的な、最も確かな諸研究によって論証されている。それと同時に、これはあの卓越した本の、人類の最初の本の最初のページに書かれているものと同じ…

骨身に染みるありがたさ

失態をやらかしてしまった時に支援・援助の手が何本も差し出された。一人で背負い込まないで、との声もいただいた。 ありがたいことこの上なし。

さてと

いただいた銀杏、どう食べようか。

銀杏

貴婦人から銀杏の写真が届いた。 臭い皮むき、ご苦労様でした。

銀杏拾い

貴婦人トドちゃんが我がキャンパスに来て、銀杏拾い。台風一過、芝生の上には黄金の実が所狭しと転がっている。割り箸で一つ一つを拾い上げた。後はどうやって堅い実を取り出すか。臭さとの格闘となる。

第1回学集会

昨日午後、学習院大学教職課程閲覧室を会場として志摩陽伍先生のお声掛けで「ことばと教育の学集会」を持った。竹内常一先生の『読むことの教育―高瀬舟、少年の日の思い出』(山吹書店、2005年)を共通テキストとして、参集者それぞれの問題関心、研究テーマ…

ジャマイカ・ディナー&ヤットー

昨日は下娘家族のディナーのお誘いで出かけた。ジャマイカ料理。下娘の夫君の手料理。こんな具合のできあがり。これをそれぞれが皿に取り分けていただく。 ライス&ササゲ しゃもじのある鍋のもの バミー 中央の円盤状のもの 山芋パン カレー羊 フライパンの…

久しぶりの語らい

ひらのくんとそうさんはぼくのセガン研究のプロセスをよく知っていた人だ。先行研究との葛藤で苦しんでいる姿も見られている。先日電車の中で偶然出会ったそうさんと、久しぶりにゆっくりと語らいましょうと、約束していたのだが、昨夜、それが実現した。池…

辞書ぐらい揃えて下さいな

自称学術出版社にまつわる話。 蛸壺もグローバルもひっくるめてじつに数多くの研究者がいる。研究者は研究業績を出さないとクビに関わるから、必死だ。人文・社会科学系は「仮説・実験(検証)・結論」という公式を成立させるために多大の字数を必要とする。…

自然であれ! 

La femme naturelle est, aisi que l'homme, un être libre et puissant; libre, en ce qu'il a l'entier exercice de ses faculités; puissant, en ce que ses faculités également ses besoins.・・・ フランス革命直前の1783年に出版された『女子教育につ…

訳語としてふさわしいか? PCルームにふさわしいか?

ある書物で「乳を与える母の歌」との訳語が与えられている原語はla chanson de sa nourrice。 手元のフランス語辞典を開く。nourriceには実親つまり母親の意味はない、少なくともぼくの使用する辞書では。「乳母」や「里親」を字義に充てる。「乳母」は「乳…

懐かしのドイツ語で…

Édouard Séguin (* 12. Januar 1812 in Clamecy (Nièvre); † 28. Oktober 1880 in New York) war ein französischer Arzt und Pädagoge und gilt als Begründer einer wissenschaftlich-systematischen Geistigbehindertenpädagogik.そうそう、一単語の文字…

せっかくなんだから

せっかく二冊目のラテン語辞書を買ったのでしょ。 イヤにならずに、ちゃんと活用しましょうね。

充たされつつ・・・

去る16日夜、元同僚のM先生とU先生と酒を酌み交わした。10年以上もの間の空いた、ほんの一時の交誼を結びあった。と言ってもお二人の現在はそれぞれの所属大学で要職にあり、大学教育界を背負っておられる。「川口さんはどこかへ潜ってしまった」と思われて…

学的権威を付与されたセガン

L’Académie de médecine a élu, dans la même séance, à la presque unaminité des suffrages, membres corespondants étrangers : MM. Les docteurs Léon Révilliode, de Genève, et Edward Seguin, de New-York.

さらなる先行研究へ

秋空が広がる清瀬の道をゆったりと歩き、心地よい汗をかき始めたころ、日本社会事業大学に着く。授業時中だろうか、キャンパス(中庭)には人影がない。 図書館に入り書架の列の中を歩くが、背文字を読むのがかなりつらい。今朝、左目がほとんど物を見分けら…

半世紀後に・・・

台風の中、少し小降りになったのでイチョウの木の枝を2本落とした。ほかから飛んできた木の葉が顔や頭をべちんべちんと打った。面白くはありましたね。50年以上昔、大型台風直撃によって我が家の屋根のトタンが吹き飛んだ音がした。母が「屋根が飛んだでひ…

 出会い、すれ違い、到着

清瀬からの帰宅途中の池袋。山手線に乗り込んだところへにこやかな笑みを湛えた、なつかしのそうさんと出会う。ホームに下りてしばしの語らい。もう4年も会ってないのですかねぇ。「かわいい娘」は健在でした。娘の連れ合いも、相変わらずで、がんばっている…

新しい環境にて

日本社会事業大学でのIDをいただいた。早速ネットにアクセスを試みる。メールサーバーにはアクセスできない様子。特段にメール交換の必要はないが、こちらで作成したファイルを研究室にネットで直送できるかと考えていたのだけれど、今のところ無理のようだ…

「最高の発見」

昨日S先生に1848年「労働者の権利クラブ」ポスターをファックスでお届けしたので今朝、確認の電話を差し上げた。「セガンに出会ってから45年、これぞ最高の資料なり、とメモをしました。」との返事をいただく。ついでに、出版社について、その住所について、…

閲覧できない

研究室にて、フランス国立図書館のデータベースで関係資料を閲覧すべくログインしたが、いつもと代わらない操作であるにもかかわらず不正操作だとみなされたのか、ファイル展開が不能な状態。また日を変えてアクセスするしかないのだろうか。 いくつかのフラ…

焼き肉

貴婦人を上野コーリャンタウンの板門店にお誘いし、焼き肉をいただく。どぶろくも忘れなかったな。カルビ、タン、ミノ、レバ、チジミ、漬け物(名前ど忘れね)。おいしかったね―、また来ましょうね―。 その後研究室で作業。今日も新しい文献と出会う。セガン…

辞令をいただく

雨の中だったが、清瀬駅から日本社会事業大学に徒歩で向かう。 午後1時、お世話いただいてきたT先生のご案内を得て、社会事業研究所長のところへお伺いし、辞令をいただいた。研修室は模様替え中なのでまだ使えないとのこと。その後、T先生のご案内を得て…

クレープ料理

畏友のNくんとお昼を会食。彼が非常勤講師控え室で外国人講師の語りで耳に挟んだ「駅前の交番の向かい側に、新しくフランス料理の店ができたそうで、ランチが1100円だそう。」という情報。「だから、そこに行ってみましょう。」とのお誘い。きっとあのクレー…