2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
連休の谷間でも学生たちの出席率は高い。どうしてこうなのかの分析は出来ないけれど、古い大学人としては単純に喜んではいられない気もする。制度と個人とが一体化する時代とはどういう時代だったかをいやでも思い起こしてしまうからだ。 今日は「人間教育の…
事故無く韓国滞在を過ごした。特段の感慨もない旅だったけれど、明日への鋭気は取り寄せたような気がする。以下、FBにアップ。 今回の釜山訪問は、私が若い頃から問題意識を持ってきた戦前生活綴方史研究につながるもので、生活綴方というと「北方性教育運動」…
学期途中だけれど、心を休ませていただきます。
神仏のたぐいをあてにしないで生きているこの馬鹿鶴が、今日ばかりは神仏に手を合わせこの混濁した世の中の浄化を求める気が強く湧いた。 お昼を久しぶりにトドちゃんと紙ふうせんのもんじゃ焼きをいただいた。修学旅行生でお店は大盛況。でも、彼らは最低限…
以下は空想上の会話です。 「そのことについては口頭で説明をしたから、それを理解しないあなたに問題がある。」 「とても大事なことだから、口頭ではなく文書でも説明を残して欲しかった。他の項目は文書説明になっている。」 「口頭説明で理解できなかった…
「教育基礎」。教室から学生の数がほとんど減っていかない。これからの時期、学生たち地獄だなあ、と思い、聞くのがつらい、いやだ、むかつく等々のためただ椅子に座って時を過ごしている者達に、見切り判断を自主的にしていただく策略・・・、などとアホなこ…
今日一日の生活振りはタイトル通り。今週の授業の準備・資料コピー。ならびに見通しと事実の点検作業。これで午後3時頃まで掛かった。その後「介護等体験」について聞き取りをしていただいたことが記事原稿として送られてきたので、まったく記事としてふさわし…
「道徳教育の研究」の講義通信を作成していて、あまりにも幼稚な声が多く、むなしくなってしまう。どうして、青年期的な正義感がわいてこないんだ。どうして、今の自分をそのままいいとしてしまっているのだ。どうして背伸びしないのだ。そういう青年たちを育…
最終年度は今までの講義スタイルを一新しようと決意していたのに、30数年間続けてきた習い性を変革することは困難だと悟った。僕はやはり「講義通信」しかないんだな。透徹した理論を淡々と語りたかったのだが、学問の自由性がほとんど発揮できない教職免許科…
教職課程自主ゼミ(川口ゼミ)ご案内 目的 (1)これから教育に携わるにあたって、教育の現状を知り、現在の教育が抱える問題とその淵源を理解し、これからの教育課題について考察する。 (2)自主ゼミとして、ゼミでの体験を深める。さまざまな年代(学年)の人たち…
フランク永井を突如思いだした。そしてぼくの唇から「君恋し」のリズムが囁き出す。 宵闇〜 せまれば〜 悩みは〜 涯なし〜 ただしここまで。後は忘れた。 宵闇が迫らなくても、悩みは 不快、ちゃう、深くはてがない。こういうのを、悩みが深遠である、という…
午前中「教育基礎B」。人数は60人程度で適正規模なのだが、教室が通常じゃない。あんな教室設計をしたのは誰ですかね?左2人掛け、真ん中4人掛け、右2人掛け、縦長なり。学習とは何かがまったく考えられていない。伝達環境としても悪しきもの。半年間、学生…
今朝が早く今夜が遅くなる(予想)し、明日も朝早くから授業があるため、メジロのホテル・メッツに宿泊。 教育基礎は150人ほど。例年は50人程度なのに、今年はどうしたのか。教師をめぐる状況は年々厳しくなっており、免許状を持っていることが有効かどうか…
今日も「丸花」(錦糸町)へ。ただしお昼時。一番混む時間帯は避け、11時開店と同時に飛び込む。トドちゃん同伴。「和の話」を聞いていただいたこともあり、前々から「蕎麦を食う」お誘いをしていた。 トドちゃんは「天ざる」、ぼくは初注文「ごまだれ きしも…
オール学習院の集いが開催されたが、結局参加せず、研究室に籠もって、教育基礎の講義ノートづくり。とにかく第一回を固めなければ後の構造を捉えることができない。何とか作成したが、学生には難しいかなぁ。「人間ってなあに」「なんで教育が必要なの?」…
夜、前々から希望が出されていたN君の和の店訪問(和の蕎麦をいただく)を急遽実行。和の店というのは、正式には「丸花総本店」(東京・錦糸町)という蕎麦屋のことで、和というのはその店の五代目茨和宏さん。ひょんなことで知り合ってもう20年になる。授業の中…
今日の午後は道徳教育の研究と履修相談会。 授業はおおよそ60人強。数学科学生が数多い。見知った顔はちらほら。本当は全員教えているのだけれど、昨年度前期6回ほどだから、さすがに印象に残った学生しか頭には入っていなかった。 授業は昨年度の事例紹介を…
今日は授業が無く、履修相談2コマのみ。頭に来たこと。「希望の企業に就職できない場合の安全パイとして教師になるつもりなので、履修の仕方について教えて欲しい。」 こういう社会状況認識や適性認識の欠落した輩が教職課程の授業を履修する現実の姿を想像…
午後1は履修相談会。それほどいるまいと思ったけれど、けっこう相談を受けた。事前に配付している資料、ガイダンスでしゃべっている内容をまったくおさらいもしないで白紙状態で来る学生が少なくない。こういう学生は教職課程履修そのものをお引き取りいた…
今年度の、教室と教授会の初会議。昨年度までは5人の小さな所帯だったけれど、今年度から12人所帯。大きいですね。教授会は今までの座席では間に合わなくなり、大会議室の一番隅に陣取った。なかなかいい光景ですね、隅から議長席を見るのは。 さあ、明日か…
本日入学式。といってもぼくには参加「資格」があるわけではない。しかし、何となくそわそわするのも事実な一日。午後2時前から新生「教育学科」所属の教員と学生の顔合わせ行事。教員2分、学生1分のスピーチ要請があったが、時間を守ったのは学生。全体とし…
その1 わが「北の狭ん所」 その2 薪材筏づくりに子どもたちはどのように参加していたのか。だいぶん見えてきた。そのエキスをー。 子だくさんであったにしても時代が時代、乳幼児の死亡率が高く、筏師家族一戸あたり2,3名が作業に参加していたと見られる…
嵐が来るというので用心をして家からでなかった。損した、これまでは。夜がひどいのかな。 「筏師」関係の翻訳学習。さっぱり分からない、という無能振り。どうしましょうね。その中で少し分かったことを以下に。 タイトル:(筏400周年記念)クラムシー水門と…
今朝は5時起き。出勤までの間、少し、筏師の学習を進めた。 午前11時から教職課程委員会。国際会議室一杯。教育学科全員(11名)参加のため。 午後2時から教育学科会議。新年度発足にあたって学生の在籍確認、授業・事業計画、等々、議題は盛り沢山。 科目等…
クラムシーに「サン=ニコラ信徒協会」が今もあるようだ。それは実質「筏師」の信徒会である。当然、今は「筏師」は存在しないので、名称伝統だと思うのだが、以下のアドレスで、「筏師」協会によるサン=ニコラ祭参加写真を見いだした。2012年7月のもの。 http://…
昨日「発見」したDupinの著書にはflotteurという言葉が頻出する。そして、堤防や橋を意味する単語も頻出する。地勢学に関わる専門書。大喜びをして読み進めたが、どうも変。浮き沈みすることの物理学的な解析なども出てくる。こりゃあ、オレには手に負えねえ…
新学期始まって初めての出校。この4月から教育学科事務室と教職課程事務室とに「ポスト」が設置されているので、これまでより手間が掛かる。教育学科事務室に立ち寄り授業関係の冊子をポストから取り出し、教職課程事務室では来週行われる教職課程学生を対象と…
ぼくの大学人生活最終年度。一日一日を豊かに過ごしたい。 今日は船橋市内を流れる海老川堤防でお花見。行き当たりばったりだから着くまでは心細いもの。いや〜見事に桜並木が満開を誇っていた。着いた頃(午後1時頃)人出はさほどではないため、マイペース…