2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

セガン報告原稿(3)

今日は授業準備、授業、自主ゼミと続くので具体的に原稿を書き進めてはいない。 お昼過ぎにS先生に電話。明るくお元気な返答が返ってきたので大いに安心した。夏の「旅」と10月のクラムシー行きについて、三度お誘いをするが、やはりご健康の問題があり困難…

セガン報告原稿作成(2)

S先生からはがきが届き、やはり日本特殊教育学会でのセガン生誕200周年に関わる特設シンポジウムは企画提案されなかったということだ。ということは、日本での生誕200周年記念事業は「日本セガン研究会」の会報第8号の特集だけ、となる。発行してよかったと…

セガン報告原稿作成開始

クラムシーで開催される生誕二百周年記念シンポジウムのための報告原稿の作成を始めた。セガンと日本をタイトルに。明治以降三期に分ける。 丸善からジャマイカの歴史等に関わる研究古書の紹介を頂いた。独立以前の歴史研究。その後、ドイツ語の発音の話とな…

YUUTAの来訪

熊本のN氏、愛知のI氏から、この3月で定年退職をした、との知らせが届いたのが昨日。若い頃、研究や教育改革で共に戦った、いわば「同志」。感慨深いものがある。 今日は今日で、昨年の授業で、いわば「改革」(改良)の「同志」であったYUUTAがひょっこり顔を…

夏到来

暦上ではなく体感的な意味での季節の移り変わりの時期は、花の色も香も移り変わる。お天道様も我も、小野小町の言うがごとくの「ながめ」などしてはいないのに。庭の鉢の睡蓮が今年も2輪の花を咲かせた。 そして、何もかも、不調に陥りやすい。いや、なに、…

初スッポン

昨夜、池袋・三木にて会食。この間大いにお世話になっているお二人をお招きして「おまかせコース」をいただく。何が出てくるか、マスターの釣果次第だが・・・・。すべて生き生き。最後に現れたのがスッポン鍋!前々から「スッポン」を食べたいと話をしてい…

久しぶりの女子部屋

校務関係でごたごた。ぼく自身にゆだねられていた問題の解決で準備室に迷惑を掛けっぱなし。でも、ようやく問題解決。 「道徳教育の研究A」「教育基礎D」。「道徳教育の研究」は、「道徳」の授業で演技法を導入する、そのシナリオは教師が書く、演技は生徒…

初めての経験

授業「教育基礎」Cは今日で6回が終了。ぼくの担当分は終わったことになる。「現代学校」論。フレイレ、フレネを柱に。フレイレでは「エキスタシオン」と「コミュニカシオン」、伝達型と対話型。「近代」と「現代」。現代学校論の実践構造をフレネに。 授業…

「元寇」の歴史を垣間見る

昨日、教育実習参観指導で福岡入り。今朝、高校1年の「世界史」の授業を参観。エーゲ海文明が素材。「教師は教壇の演技者」を地でいく実践。 終了後、近在の西南学院大学構内に史跡があるという案内に接し、さっそく訪問。「元寇防塁」と案内にはあった。 「…

教育実習参観指導の「旅」

明日から教育実習参観指導の例年行事開始。今年は「ローカルだな―・・・」の風情(*)は一切ない。新幹線利用(終着で所用)、飛行機利用(リムジンバス終着で所用)。さっさと行ってさっさと帰る。つまんないなー。 (*)http://eseguin.web.fc2.com/pdf/…

「透明人間の告白」(H・F・セイント著高見浩訳、新潮文庫)より

「ここなら、友人たちや、知人たちの近くにいられるという安心感もある。見慣れた顔に接するということは―少なくとも、最初のうちは―心が和むものだ。とはいえ、たとえ顔を見ても、背後をこそこそ歩き回るだけで言葉を交わせない状態が何週間も続くと、感性…

「匿名社会」の次は「透明人間社会」か

今から20年ほど前、ぼくは青年期論の大きなテーマとして「匿名社会」論を論じていた。そして幾編かは綴った。ただしすべて「匿名からの脱出」論であった。「匿名社会」は今も拡大しつつ持続してるから、ぼくの「脱出」論は、ぼくの主観にも関わらず、敗北して…

「本当に悲しい目」

教育基礎の授業終了後研究室に戻ると、非常勤職員のNさんがいらしていた。今日、帰宅をご一緒する約束をしていたため、ぼくの部屋で待機して待っていて下さったのだ。Nさんの鋭い観察の言葉、「本当に悲しい目をしているわ!」この一言がぼくの今日の教育基…

自主ゼミ

久しぶりに午前様帰宅。授業終了後6時から自主ゼミ、その後食事談話会。高田馬場近くで午後11時前まで。「教育学の実証性は?」「発達と成長との違いは?」等々の「質問」が出され、「近代科学=自然科学至上主義で言う実証性とは異なりますでしょう。」「発…

開学記念日

今日は学習院大学の開学記念日で休校。身体を休めようか心を休めようかとあれこれ考え、鎌倉にしようかはとバスにしようかその他諸々を考え、結局、サンシャイン60の水族館でゆったりと過ごそうと思い立ちました。入場券を買う段で窓口で「今日は団体が入っ…

出張準備

教育実習が始まった。そして参観指導も始まる。来週火曜日からぼちぼちと。福岡、鹿児島、松山、そして福岡。福岡2カ所は新幹線で行くことにし宿だけ手配。鹿児島、松山はまったく同時期教育実習なので、鹿児島続いて松山といく。飛行機便と宿の手配のため池…

猫と留守番

昨夜から家人は外出。身内の介護のため。ぼくは猫たちにご飯をやる係として居残っている。食欲旺盛でうれしいのだが、まあよく喧嘩することよ。日常もこんなのだろうと思い仲裁に入らず観察をしているが、人間に甘えが強いタビチョが、喧嘩を一番売っている…

疲れは極限かな

夜はあまり眠れない、朝早く目が覚める…悪循環。どこかでこの循環を断ち切らないと、そのうち身体が参ってしまうぞ。 匿名と実名。匿名であることで他者を容易に批判することができるのは何故なのか。自身を批判することを言語化するのは何故容易ではないの…

昨日に続き汗だく

4限は道徳教育の研究B。昨日より大きな教室。素材は昨日と同じ、形式も同じ。クラスによって本当に雰囲気が異なる。このクラスはおとなしい。だから昨日のクラスのように教室内を走り回ることはずっと少ないだろうと予想していた。しかし、どんどんというわ…

朝風呂から始まった一日

どうも夜しっかりと寝られない。朝は5時過ぎに目が覚める。そういう歳なんだろうな。どう受け入れていこうか。今日は朝風呂をたてた。庄助さんみたいに身上つぶさない、今のところ。だって風呂の後仕事に行くんだもの。 Aさんから教育学の学習のための文献紹…

汗をかき始めた

5限の授業。200人の人息で蒸し暑い。いよいよそういう季節になってきた。授業終了時には背中と額が汗でびっしょり濡れていた。

あれこれの一日

午前中、今週の授業の教材の印刷。1000枚近く。一クラス200人をメドとして。連休明けで出席者は少なくなっているだろうとは思うけれど。 昼から夕刻まで教室会議、教授会。その後有志で今後の教室のあり方等について意見交換。 夜、「エミール」ゼミ。これか…

ふたつの教材作成

今週から第4週の講義に入る。「教育基礎」は近代初期の庶民教育、そしてペスタロッチ。幾度教材を作ってもこれで十分だには行き着かない。「道徳教育の研究」は「平和」をテーマに、「学校管理者はどのように終戦を迎えたか。そしてどのように新生日本を構想…

のらりくらり

リタイア後、今日のような生活になるのだろうか。そうしたら間違いなく一気に陶酔老境に入り込むな。目的を持ち、手足頭を使うべし。「わかっちゃいるけど、やれないよ〜♪」 明日から休み無しの前期授業等々山積みの業務が押し寄せてくる。教育実習参観指導…

「こどもの日」、取手遊歩

今日はこどもの日。といっても我が家には祝うような「子ども」はいない。 親であるぼくが長年無沙汰をしている「子ども」に会いに行こう。その「子ども」はぼくの父と母の傍で永遠の眠りについている。行き先は「取手メモリアルパーク」。単独行である。 軽…

鎌倉遊歩

「生シラス、解禁ですって。」 トドちゃんから心弾む声調のお知らせが来た。そういうものについては何よりも敏感に欲望を働かせる禿鶴は、即時、「生シラス丼、食べに行きましょう!」とトドちゃんをお誘いした。どこがいいかそこがいいかと、真鶴、小田原等…

「知」の創生

今年度の少人数による学習活動(カリキュラム外学習、いわゆる「自主ゼミ」)は昨日ですべて出そろった。ちょっと整理しておく。 1.「エミール」ゼミ 隔週火曜日(教授会等会議の無い週の火曜日)13時から。昨年度「ジェンダーと生徒指導とを結びつけた学び…

今年度第一回自主ゼミ

18時から19時半まで、第一回自主ゼミ。本谷宇一先生にもご参加いただいた。報告をご用意いただいていたが、第一回ということもありゼミ参加者の、いわば「顔見せ」が主体となるため、ご報告は次回送りにさせていただいた。 自主セミ結成の呼びかけ提案者のS…

「エミール」ゼミ、再開

昨年度末でいったん閉じられた「エミール」ゼミが再開された。第5編の女子教育論の続きを読む。文章をていねいに読んで理解するというよりは、指定した範囲内でキーワードを定め、それをもとに自由に語り合うというスタイル。今日は「性」がキーワード。ぼく…