セガン報告原稿(3)

 今日は授業準備、授業、自主ゼミと続くので具体的に原稿を書き進めてはいない。
 お昼過ぎにS先生に電話。明るくお元気な返答が返ってきたので大いに安心した。夏の「旅」と10月のクラムシー行きについて、三度お誘いをするが、やはりご健康の問題があり困難との由。我が国セガン研究100年の歴史を三期に分けて報告する、第三期は21世紀に入ってからの札幌のF先生の実証的研究と福祉施設創設実践を取り上げたいと申し上げたところ、全3期に分けることはその通り、第3期にはぼくの研究をきちんと位置づけるようにと強いお勧め。自分のことだから言いにくいし、研究もまだまだ未成熟だから、ちらっと触れるにとどめるつもりだと申し上げたが、「セガン研究100年の歴史の最高の到達であることはやはり語るべきだ」と強く求められた。それで、「これは期待値を含めてのことなのですが、先生にはご無理でもクラムシーにおいでいただきたい、そのために、報告原稿は、先生と私の両名の署名入りにいたします。つまり、この報告原稿は、二人の共同執筆にさせていただきます。」と申し上げた。長い間、セガンとクラムシーにあこがれてこられたS先生、それをセガン生誕200周年記念国際シンポジウム参加という形で実現していただきたいし、そのためにぼくの微力を提供したいと、強く決意した今日。