2008-01-01から1年間の記事一覧

今年の大きな出来事 箇条書き編

イロイロありましたが、元気をもらった、元気をつけた、道が見えた出来事を。 1.和歌山大学時代のゼミ生たちとゼミの「再開」。もともとはぼくの心身の不調を案じてくれたところから、ことが進んでいった。これからも機を見て「和歌山大学川口ゼミ」を行お…

今年の大きな出来事 『2008年夏秋旅日記』

今年のぼくをめぐる出来事で言えば、なんといっても、エドゥアール・オネジム・セガン研究の大きな区切りをつける史料の発掘があったことだ。その記録を当時のままで。2008年夏秋旅日記8月26日火 晴れ 朝11時10分発日本航空便でパリに向かう。満席。若い人の…

立派に育つぞ!誠ちゃん

昨日、ちゃんこ鍋をいただいた「霧島」で写真を撮らせていただいた「まことチャン」のご家族から、素敵な写真が送られてきた。 陸奥(みちのく)親方に抱き上げられた誠ちゃん。おお泣きに泣いている。力士に抱っこされるのはゲン担ぎで「力持ち」すなわち立派な…

ごっつぁん

貴婦人トドちゃんと歳納め会を、ちゃんこなべで行った。両国の「川崎」という老舗をあてにしたが暖簾が出ておらず、霧島となった。近くには陸奥部屋があり、髷を結った若い衆が二人、門番?をしていた。ぼくは本格的なちゃんこは初めて。もちろん、相撲の本場…

2枚のポートレート

セガンの第1の「師匠」 イタール イタールのフル・ネームは ジャン・マルク・ガスパル・イタール ただし、世界の心を鷲掴みにした1801年の著書(邦訳『アヴェロンの野生児』)の著者名はJEAN E.M.Itardである。次のエスキロールの名とかかわりがあるか? セ…

エーン!

研究室で仕事をしようと目白まで来たのに・・西門が閉まってる!! こういうときには悪知恵が働いたかつてのぼく。脳内では、 1.門に飛びつきエンヤとよじ登り、飛び降りる 脳内でさらに情景を再現させ、脳内会話・・・ 「23日に、西門に向けて、警備用カメ…

終日

学問に没頭…うそです。

拘禁の具体を知る

エスキロールの1838年著書には、「精神病者」等の図版ページがある。「白痴」にかんしても見られる。白痴が拘禁されている図版を見出した。 「牢獄」への拘禁は次のように描かれている。 「人間としての解放」とは、まず「自由」であること。その歴史のペー…

本年最後の大「発見」

パリの古書店LIBRAIRIE HATCHUELから最新カタログが送られてきた。パリ・コミューン関係はすっかり姿を消してはいるが、魅力的な古書名(著者名)がずらりと並ぶ。セガン研究に関わるものはなかなか見つけることが困難だが、イタール1801年著書はこの店で入…

クリスマス・プレゼント

帰宅した娘がPCに向かってタイピングしているぼくの目の前に、ぬーっと手を出し、「これ。」と黒い包みを見せた。続けて「プレゼント。」 えー、オレ、用意してないよー。椅子と背中の間で何やらがさがさする。チラッと視界に入れてみたら大きな、平たい白い…

Joyeux Noël !

昨夜は聖夜。サイレン・ナイ・・・などとは縁のない賑わいの街。見るからに「クリスマス・イヴを一緒に過ごす相手がいないなんて、最悪の人生」から必死の思いで抜け出ることができたカップルで賑わう池袋界隈。ぼくは新しく見つけたつけめん屋で、「辛肉つ…

自主ゼミ忘年・望年会

昨夜は2年前から組織されている自主ゼミの忘年会。池袋の「月の雫」という名前の店。「月の雫」の名前を見たとたん、かつて参加していた「40代チャット」の二人のご婦人を思い出した。今頃はどうなさっているやら。 目白で待ち合わせ。その時に3年生化学…

恒例クリスマスイヴの会

「クリスマスプレゼントがありますよ。」 にこやかな笑顔のお福ちゃんが来室。プレゼントはアルコール抱えてヨッパなカエルさん。そう、最近、ぼくはヨッパが続いているのだ。 さっそくぼくの宝物の仲間入り。記念写真と相成った。カエルさんがお尻に敷いて…

恒例浅草の会

すっかり新年の準備が整った浅草に、いざ見参。 仲見世に丑を望みて年の暮れ お馴染みの紙ふうせんで、いつものもんじゃ。 えっと、まず乾杯用にメンタイコ 続いてお昼ご飯用に、なんじゃもんじゃの裏メニュー、 仕上げは、ごろごろ雷様。 年の瀬はジョッキ…

旨い酒ほろ酔い

昨夜は西武線ひばりが丘のフランス穴倉風レストランにて、田村氏の招待を受け、望年会。氏と共編著出版の教育学書の編集会議。氏の作成したプロットに基づき。非常に刺激的な会談となった。要は、ぼくの単編著『新教育学講義』『モラル・エドゥケーション』…

初めての経験&方向性への気付き

昨日、「現代学入門」最終回授業で、担当教員によるパネル・ディスカッションが開催された。ぼく(いじめと暴力)、哲学の酒井先生(歴史と暴力)、身体表象の夏目先生(漫画と暴力)、やはり身体表象(独文)の大貫先生(表象・イメージと暴力)。ぼく以外…

わぁーっ キレイ!

同僚のKさんが所用でぼくの部屋に顔を出したときの第一声。んっと、絶対的に言えばキレイでないっス。従前との比較においてキレイなだけっス。そういうKさんの内言が聞こえてくるような、「わぁーっ キレイ!」であった。 「わぁーっ キレイ!」な部屋と机に…

見送り

下娘家族がジャマイカに帰省するというので、見送りをした。西船橋で落ちあい(成田)第二空港ターミナルビルまで。Amerian航空午後一時発デンバー行き便、空港はガラガラ状態であった。 さて、発着案内を見ると、予定便は大幅に遅れ17時近くの出発だとある…

大掃除

研究室の大掃除。「夏になさっているから今回は少し楽ですよね。」とは某氏のお言葉。うーん、半年に1回の大掃除ではとても追いつかないぼくのちらけ様。何とか明日には終えて美しい部屋にしたいものだ(ムリムリ)。 部屋が落ち着いたら、本格的に翻訳を手…

冬到来

昨夜から咳と鼻水とがとまらない。熱はまだ出ていないが、今週いっぱいは風邪症状で苦しみそうだ。コートなしに外出したために体が冷えて風邪症状になったのか、それとも街も教室もマスクをしている人びとが多く、彼らからウィルスを貰ったのか。インフルエ…

誉められた?

「道徳教育の研究」では「世界の中の日本」というテーマで、5人の海外生活経験者に対して教室からあれこれ質問を入れ、経験の中でつかんだ異文化のさまざまな側面を明らかにする、という「参加型」の模擬授業を行なった。「旅」と「異文化生活」についてイメ…

続ボウソウ族だより

ママちゃんより その1 ラッコとアシカ、ペリカンもいました。満足、満足。 メメちゃんより 「トンビに注意」の看板がたくさん出ていました。 幸い私達は襲われませんでしたが、ダディは間近で食べ物を掠め取っていくのを見たそうです。 マミィより アシカと…

ボウソウ族よりレンラクあり

出たっきりスズメは我が家のお家芸なのだけど、珍しく妻からメールが来た。 今日は千葉動物園でナマケモノの赤ちゃんを見ました。 とにかく人間と昆虫以外の生物を見かけるとうれしくてたまらなくなり、無精者の指も軽やかに動く。と言っても、上記のみ。 鴨…

我が家のボウソウ族

昨夜のこと、帰宅した妻が、神妙な顔をして、「これ、お土産をいただいたお土産」と言って、金平糖を手渡してくれた。なかなか軍国主義的に勇ましい箱の図柄で「帝国陸軍」の名もある。受け取りながら「ウヨクさんは嬉しいお菓子、いや食料だねぇ。サヨクさ…

匿名であること、実名であること

「生徒指導の研究」の授業も残すところあと数回。毎回授業終了後に「出席表」を配布し提出を義務付けています。自由意志で「感想」が綴られています。それを毎回、全員の声を「新聞」に掲載し、次の授業の際の「前回の復習」と「今時の課題」の資料として使…

自主ゼミ、障害児教育

昨日の自主ゼミは、なぜ障害児教育に携わりたいと考えているのか、というテーマでOさんが報告。「特殊教育」から「特別支援教育」へと名称が変更されたことの意味、身体障害、知的障害、精神障害がこれまでの障害の区分であったのに対し、発達障害が昨今取り…

ただいまお色直し中

我が家の壁に壁塗りが始まった。 厚化粧になるのか? 水玉模様になるのか? 真っ黒クロスケ出ておいでー、になるのか? 遠くから見て「ログハウス」と言われたのは昔日のことになるのか?

その感覚が分からない

模擬授業。クラスは中学2年生と想定。学級に「聴覚障害のお年寄り」をお招きし、お話を伺い、自分の生き方を考えるという課題。 「中学生N君」が質問。「日本が好きですか、嫌いですか?」 この質問には伏線があり、第2次世界大戦末期に生まれ、戦争中および…

70円で都心の秋を満喫

昨日日曜日、昨年から始まった「トド鶴紅葉狩り」を決行した。高尾山を候補にしたが、前日、トドは高層マンションの階段降り数度繰り返しの重労働で疲労がにじみこんだ身体ゆえ近場を候補地とした。鶴の学生時代クラス・サークルコンパ野外会場の小石川植物…