自主ゼミ忘年・望年会

 昨夜は2年前から組織されている自主ゼミの忘年会。池袋の「月の雫」という名前の店。「月の雫」の名前を見たとたん、かつて参加していた「40代チャット」の二人のご婦人を思い出した。今頃はどうなさっているやら。
 目白で待ち合わせ。その時に3年生化学科S君が「クリスマスプレゼントです」と紙包みを渡してくれた。「飲み物です」という。今日袋を開けてみたら中国茶ティーバックのいくつかが入っていた。そのうちの一つ、これだけはティーバックではなく、「紅巧梅花(こうこうめいか)の花と緑茶を糸で結び、球状に整えてジャスミンの香りを移しました」という「花入り茉莉仙桃(赤色)」を、今いただいている。写真のカップの中で花開いた様子を見ることができる。「つぼみ」は皿の上。

 自主ゼミは、2年生から4年生まで各3人ずつ、文学部、経済学部、法学部、理学部、そして女子大国際教養学部からの参加。こうしてみると、我が自主ゼミは、多様な専門性を持ち寄って構成されていることが分かる。2年生の3人は「誘われて参加」。散会時には3人とも自主ゼミのメンバーとなってくれた。4年生の自主ゼミ結成者(つまり、第1期生)は、これで安心して卒業を迎えることができるだろう。
 忘年会は、鳥つくね鍋飲み放題というコースだそうだ。ぼくは乾杯用にビールを注文し、後は、前に座った2年生のお嬢さんが取り皿にとって下さるのを、有難くいただき、談笑に加わった。
 それぞれの持っている「語りたいこと」をみんなで学びあうというだけのゼミ。このいそがしい時代に珍しく、ゆったりとした語り合いが続いている。
 今後とも続いていきますように。店の前の路上で、一本締めで、散会した。