恒例クリスマスイヴの会

「クリスマスプレゼントがありますよ。」
 にこやかな笑顔のお福ちゃんが来室。プレゼントはアルコール抱えてヨッパなカエルさん。そう、最近、ぼくはヨッパが続いているのだ。
 さっそくぼくの宝物の仲間入り。記念写真と相成った。カエルさんがお尻に敷いているのは、フランス1848年2月革命の臨時政府の下での「影の内閣」の一員。エドゥアール・オネジム・セガン縁の人たちである。大半が臨時政府の手によって弾圧された。

 
 氷雨が降るので池袋の生簀料理店は見合わせることにし、なじみの鮨屋う月へ。お福ちゃん曰くの「大将」の「先生、いつも若い人とご一緒でいいですねぇ。」との冷やかし言葉を浴びながら、カウンターで座り並び、「辛口のお酒。それと、抓みに刺身2人前」の前注文から、福鶴恒例クリスマスイヴの会の開始。
 お福ちゃんの「今とこれから」、鶴の「来年のサバティカル、とりわけフランスでの滞在」が酒の抓みの話題となる。それと、来年の金比羅山での蹴鞠には是非ご案内いただきたいと願っている。
 
 いい酒といい話。お福ちゃんは年末に少し余裕を持たせる形で仕事を切り上げ、帰省するそうだ。ふーふーにヨッパな鶴は、しかし、千鳥足にもならず、無事、自宅に蛙。