勝手な歴史認識で喜んではいけません!

jittyan2011-11-28

 通勤で乗り換えに使う日暮里駅には人形の塔。珍しく誰もシャッターを押していなかったので、馬鹿鶴がパチ。
 昨日の両国遊歩記録は恥かき記録。
 まず、回向院。「回向院」という名称の慰霊所は各地にあるということをいろんな方から教わりました。へーそうなんだ。両国の回向院は江戸期明暦の大火によって犠牲となった無縁仏を弔うために作られた「万人塚」が元となっているとか。そう言えば入ってすぐの所に謂われを刻んだ碑がありましたが、そのほかのあれこれ―例えば何とかの水難とか―と同等の扱いのように思われて「火事は江戸の華」の影に消された多くの命のことに、思いが及びませんでした。それに、力塚とか、ペット慰霊だとか、興味ひかれる事柄が多くありました、小さな境内なのにね。
 次に吉良邸の場所。本所深川なんで書いているのね。本所松坂町ざんすよ。
 もっともっと、史実を学ばなければなりません。脳内にある雑多な思い込みを一掃しましょう。
 今日は一人のお嬢さんのご案内。えっとですね、劇団四季に興味あるが一度も行ったことがない、どこにあるのかも分からない、とおっしゃったので、それじゃ、ご案内いたしましょう、となったわけです。現地について、お口あんぐり。今日は休演日だったのです。こういったこともちゃんと事前調査しないといけませんね。嫌われるだけの結果が待っているのですから。セガン放浪調査と同じだなどと思ってはいけませぬ。
 「セガン研究報」生誕200周年記念号、ほぼ出来上がり。表紙兼目次もなかなかのデザインだと自画自賛