出版社の意向に反するかな・・・

 序章
 セガンは知られてないから、セガンの教育論のアウトラインを、とは編集担当者。
 しかし、
 セガンの教育論をそのまま継承できるはずはない。考えあぐねてる。
 イディオが孤立状態であることを見抜いた慧眼、そしてイディオを「我が同胞だ」と言い切る思想、つまりイディオの社会への同化権主張、さらには「生きて働く権利と義務」を行使する力量形成ための「社会化」の実践、それが今回の本なのだから、
 「孤立」とはどういう状態であったのか、それは何故なのか、を解きほぐしたいと思う。そういう序章じゃダメなのかしら。