再、ふらふら

 月曜日から自覚症状が強まった風邪症状が昨日が最も重く、やむを得ず、学生諸君に詫びながら、休講届けを出す。昨夜は発熱のせいで発汗作用が強く、良くなっている症状だと理解した。今朝は、脚のふらつきも少なくなったので、出校。しかし、足どりはまさにジジイ歩きそのもの。ゆったり、のっそり。前から来たね―ちゃんが避けたものかどうしたものか思案顔(嫌な顔)を見せ、ぶつかりそうになる瞬間、車道とは反対側に身を避けた。いつものオラなら、さっさっと、身をかわすのにねぇ。
 午後、教員採用のための推薦状を書いて欲しいという学生が来室。オラ以外にいねーと言う。しかし、ぼくは縁起が悪い推薦者であるということは、きちんと伝えた方がいいだろうな。
 指が思うようにタッチできない。

 
 和歌山大学出張で、とても懐かしいお方とお会いすることができた。お一人は教育学部長、ぼくが同学部付属教育実践研究指導センターに在籍していた折、もう一人欠員であったところを補充したお方だ。教師のバーンアウト症候群をいち早く問題提起した非常に優れた、現場感覚をお持ちの方であった。松浦善満氏という。ぼくが和歌山を離れて以降も、何かを気を掛けてくださっているお方である。あと一人は学長。和歌山大学在職中1年間であったが所属した教育学科の同僚であった。彼の社会教育実践論に強く惹かれ、こちらに転任後に上梓した「新教育学講義」(八千代出版社)に論文寄稿をお願いした。山本健慈氏。山本氏からは「平成21年度卒業式式辞」「平成22年度入学式式辞」「朝日・大学パートナーズシンポジウム―「なぜ日本の若者は引きこもるのか?」開催のご挨拶」「平成21年度和歌山大学教育懇談会ご挨拶」「【2010年 年頭にあたって】和歌山大学の課題と教職員の皆様へのメッセージ」をいただいた。丁重に拝読する心づもり。なにせ今の心身の状況では何の判断もできない故。