授業始まる

 ぼくにとっては今日が第2学期の始まり。「生徒指導の研究A」と「生徒指導の研究B」。前者は100名弱、後者は100名強。「生徒指導」は「生活指導」と言いならわしてきたことを軸に、教科教育以外のすべての学校教育活動を「生徒指導」と言っている、と語る。後半はグループ討議活動。10名グループを単位とする。前者の受講者は比較的スムーズにグループの組織化が出来たが、後者の教室後ろに密集している連中(全体のほぼ4分の1を占める)がぴくりとも動こうとしない状態がかなり続いた。前期の「道徳教育の研究」の履修者と被さる。グループ活動は、1.自己紹介、2.グループ長決め(グループ長がグループ名となる)、3.教育熱心な教師が退職を余儀なくされたその事情についてを考えあう。ぼくが用意した事例は一つだから事実は一つだが、それを明らかにすることが目的ではなく、教師の指導性とは何かを考えさせる目的。