学年末

 今週が後期授業の最終回。授業内試験を課しているぼくの「生徒指導の研究」は今週がその「試験」。昨日は二コマ。半年間の「学び」をそれぞれが振り返って自己評価を行う。日常に提出されているミニレポート等を勘案して、最終的に評価を下す。「自己評価」が素点となるので、素点が低くなると勘案評価による減点がなされると、不可の可能性が高い。年末の授業の際、「素点が絶対点ではなく、減点法を取り入れます。誤字等は大幅に減点対象となります。」と申し渡してあったので、「素点」を高くつけることを暗に要求したが、どうも申し渡しは彼らの意識に留まっていないと判断せざるを得ない状態であることに気づいた。「自己評価」は一人一人がぼくに手渡しで提出するようにし、その際、「もっと自分自身を高く評価するような自己認識が必要だと思いますよ。」「あなたとは授業中、色々とありましたが、ぼくにとってはそれがいい授業振り返りになっています。ありがとう。」等、「個人面談による個人指導」の形で素点の底上げを提案した。むっとしている学生もいたが、概ね、もっと自分自身の良さを自身が見つめていいのだと、受け入れていた。結果的に「生徒指導の研究」で「生徒指導」を実践したことになる。
 研究室に持ち帰り、授業中、問題ありと感じていた学生の「自己評価」を、とりわけ「表現の基礎学力」の観点から点検開始。
 夜、自主ゼミ。来年度以降も持続していくことを確認し、当面の日程の決定。試験明けにボーリング大会。その後、ぼくの方から「障がい者」表記に込められている問題(ぼくは、「言葉狩り」が差別を無くすことにはならない、という立場を語る)、「学び」の意味。それぞれについて、教育現場で参観をすることによって、さらに深めたものの見方に到着したいと、確認。
 昨日は疲れました。