監督

 「監督」と言えば、サッカー、野球などスポーツ監督が思い浮かぶ。創造的な任務だ。ぼくが今日背負った「監督」という任務は「試験監督」。これを創造的にやるととんでもない混乱が起こりますねぇ。黙々と、ただただ教室内を、うろつきまわる。160人弱学生に目を光らせる「監督」は総勢6人。ぼくは、何の役にも立たない存在だと、背中とおなかで自己主張した。90分は長い。