めでたやなぁ

 N君が来室。埼玉県内の私学高校で4月から講師として働くことが決まった、との報告。彼とは『歴史学』に関わって議論を交わし合った仲だから、ことのほか嬉しい。決まるまでが大変だったようだ。その経験を是非後輩に伝えたい、との意向。「学習院生活10年が終わり、まったく新しいフィールドに立ちます。でも、必ずここに戻ってきたい。」「母校」をこよなく愛する彼がうらやましい。もっとも、「愛する」にふさわしい学園であることは、ぼく自身が強く感じていることだけれど。