羊さん、来室

 いただいたチョコを口にしながら文書整形の仕事をしていたところに、そのチョコプレゼントの主・羊さんがアダルトな美人を伴って顔を出した。正装だったのでどうしたのかと思ったら博士課程入試だったそうだ。なるほど。無事受かるといいね、との本心とは別の言葉が口から出る。いやなやつだねー。
 美人さんは英語が達者なお方で、イギリスが好きなのだという。まぁ・・・。空気は汚い、飯は不味い、略奪文化で財をなしてきた…一体どこがいいのだろう。美人さん、ぼくの言うことに肯定的な相づちを打つ。ねえ、一体どこがいいのさ。それは謎のままお別れしました。
 ぼくのフランスの「歩き方」とりわけ「墓地」及び「埋葬」で盛り上がる。こんなのが、来年、美人さんの「教職課程を履修する」希望に応える対象者なのであります。よろしく。
 帰途、吉池に立ち寄る。建物を全面的に建て替えると聞いてから、妙に愛吉池心が起こっている。3月からさみしくなりますね。