書棚の奥から出てきた

 書いたはずだけどどこに行ったのやら…という本が何冊かある。もう存在そのものをあきらめていたが、今日、ひょっこり顔を出した。Whole Languageの参観記録写真がしまってあるかもしれないと狙いを付けた書棚だが、アリゾナの旅記録写真が出てきたのみ。代わりにと言っては変か、埼大時代のゼミの実践記録と上田庄三郎の「青年教師 石川啄木」(国土社)とが顔を出した。イヤー、久しぶりにお目にかかりますね―、などと馬鹿なつぶやきを添えて、ぱらぱらとページを捲る。アリゾナの旅写真は1989年、「大学における教育実践 3巻 実践的大学教育論」に収載された「学問主体の形成をめざすゼミナール活動」は1983年、上田庄三郎著は1992年。最後の本は和歌山大学生活を締めくくる記念碑的なもの。著者肩書きは現在の所属と同じになっているけれど。
 30代終わりから40代終わりにかけて、なかなか元気でよろしい。
○細君が大活躍したアメリカ・マサチューセッツ州アマーストの小学校訪問、ボルティモアでのNCTE大会参加。

アマースト、マークスメドゥ小学校5年生のクラスで、細君が読み聞かせ。作品は何だったかしら?「はらぺこ青虫」はアリゾナ州ツーソンの小学校低学年クラスだったように思うけど。

アマースト、フォートリバー小学校図書室。細君もぼくも、目を見張ったのが学校図書室の充実。読書コーナー、セミナーコーナーも整えられています。

ボルティモアで開催されたNCTE大会でのランチ・セッション。メアリー・キタガワ先生と細君とが並んでいます。確か、この大会で、ぼくは日本の生活綴方について紹介したのだったか? 曖昧模糊としていて、思い出せない。