文献(史料)次々…

☆午前中会議。久しぶりの朝会議のため、起きられるか不安があり、昨夜は熟睡できず。明後日は午前、午後と教授会。夜早く布団に入っても眠れないのなら同じ。気の小ささは治らないのだな。
「筏」作成、薪材筏の商業に関する史料が次々と出てくる。さて、読みこなせるのだろうか。
 マガザン・ピトレスクの1837年号に"DU BOIS A BRULER."の見出し記事があることに気づいた。「薪材について」。「国内産業」という中見出しの元。pp.247-248.長い記事である。がんばって読みましょう。添えられているイラストが歴史舞台を想像させる一篇となっている。

 添えられているキャプションは、「ルヴィエ島の薪材置き場の光景」。川の向こう岸が薪材置き場。規則正しく高く薪は積まれている。そして、手前の岸で「筏」で運ばれてきた薪材が市中の問屋に引き取られていくのだろうか。絵の真ん中を横に貫いているのかセーヌ川。川を薪材の「筏」が運航されている様子が微かに分かる。
 薪材筏がどれほど巨大であったか、次の絵画を見れば分かる。

 引用出典は、"Histoire des ports de paris et de l'ile-de-France"(EDITION OUEST-FRANCE, 2004)