書架の書籍は段ボールに

 午後、悠平君が研究室整備のために来てくれた。おかげで書架の書籍は消え去った。後は雑然としたもの。これの整理と箱詰めはぼくがしなければならない。校正の仕事が終わり次第手がけたいが、さて、入試業務はどうなるのか?
 いろいろと出てくる中で、学生指導という側面から一番深く心に刻んだのが20年ほど前。タダオ君をコアとしたケアグループの実践? 最初のグループはチエコちゃんをコアとし、次のグループはアッコちゃんをコアとしたグループ。今彼らはどのようになさっているだろうか。基本的に在学中だけの「付き合い」だと心得てきたので、卒業後のコミュニケーションはほとんど持ってきていない。だから、ふと、今どうしておられるか?という心が働く。整理中に顔を出した1枚の写真。タダオ君とぼくとがボクシングで相打ちの演技。ケアグループのお嬢さんたちが、やれ、やれ!とぼくらを煽る。こうした「活動」の中にタダオ君を放り込んで、彼の「内にこもる」エネルギーを外に引き出す。 今はこのようなケアを必要とする学生はぼくのところには来ない。

○トドちゃん親子、イタリア旅行から無事ご帰国。お楽しみなさいましたでしょうね。お話を伺いたいものです。
○3月2日の「祝う会」の出席状況が長谷川さんから伝えられた。ビックゲストとして、志摩陽伍先生、清水寛先生、西口敏治先生のお名前。さて、困ったな。いい加減な「お話し」でお茶を濁すわけにはいかないぞ。