至言

セガン研究で知った行動療法、作業療法などを受けていて、確かに障害機能が回復しつつあると実感するが、それだけでしかないとも思う。ようするに、何の役にも立たないのだ。セガンがイタール実践を批判したのはこういうことだったのかと、今にいたって我が身を通して知った次第。
だが、機能のわずかな回復は、役に立つ機能、つまり、生活、労働機能への一里塚。
昨日の昼がうどんであったこと、食べるのに四苦八苦したこと、口元にどんぶりを運ぶ試みをしたこと、などを作業療法士に話したところ、生活の中でこそ機能が生きていることがわかりますね、生活と結びつけてこその機能です、と言葉を返してくれた。
おお、セガンと一緒やん、我が生活教育とも一緒やん。