高齢者の仲間入りを果たした老いの鶴を祝ってあげましょうと、心優しい貴婦人トドちゃんのご案内よろしく、久方振りにトド鶴コンビが都心も都心、六本木の超ハイソサィアティ御用達の上海料理店を訪れた。
案内いただいた個室！円卓には、金の延べ棒と見紛うドラゴンがキンキンキラキラ輝いて鎮座ましましておりました。
鶴「あれ、欲しい」
トド「お店のものです」
鶴「でも、欲しい」
トド「ダメです」
鶴「ダメモトで、欲しい」
トド「おとなしく、行儀よくしてなさい」
おいしい上海料理をいただいているあいだも、何とか我が物にする術はないものかと、思案の鶴。
鶴「グラスとカメラにいただきます。」
