パリ描画6 パリ市庁舎

 パリのオテル・ド・ヴィル、すなわちパリ市庁舎。英語漬で学校教育を受けたこの身で、独学でフランス語を学びはじめたての頃、生まれて初めてパリ旅行をしました。HOTEL DE VILLE。ついローマ字読みをします。ホテル・デ・ヴィレ。通訳さんがけたけた笑いました。「オテルというのは公共の建物や大邸宅というような意味合いです。」そのように教わりましたが、宿泊するところは同じスペルでも「ホテル」と言うのだそうです。宿泊施設のHHOTELと公共建築物のHOTELの見分けはどうすんだい?通訳さん、即答、「フランス国旗がはためいていれば公共施設、そうでなければ宿泊施設・邸宅、なり」と。そんなものなのかしらね、と思いつつ、今日に至っております。

鳩が恋を語らいながら水浴び中。うらやましいのう。なに?「こんなことをうらやましがっていてはパリの街中は歩けません。」んだすなぁ。でも、うらやましいっす。