再三題噺

その1.媛様との「デート」は明日午前11時待ち合わせに決定。どんなお話を聞くことができるやら。
その2 貴婦人よりお土産をちょうだい。もちろんお話のお土産もたくさん。かなりお疲れのご様子でした。でも、お話は楽しいことばかり。
その3 久しぶりに清水寛先生と電話で1時間ばかりお話をする。セガン研究の行き詰まりの源をずばり指摘された。「研究の課題が見えていないから。」 そう、着地tれんが何なのか、それを見ようとしないまま、セガンのファイ夫・ヒストリーの掘りおこしに夢中になってきた。そしてそれは先行研究を越えた。ただそれだけなのだ。元にかえって、清水先生たちのセガン研究の「着地点」は何であったのか、あるのか、そこをつかみ直す必要があることを痛感させられた。微かに見えるのは、「白痴」を概念化し、実体化し、発達の可能性を明らかにした「近代初期」という社会を捉え直すこと、だろう。ぼくなりの「近代とは何か」ということ。