それぞれのお別れ

 昨夜は教職課程の歓送迎会。主任と副手とが交代する。去りゆく副手さんにはとりわけお世話になった。ありがとうございました。副手さんには、お別れに手作りエッセイを差し上げた。迷惑な話かもしれませんね。

 全盲の学生がぼくの授業を履修するという知らせが教務からあった。配付する資料等はデータベースとして配布されたいという希望が出されているそうだ。新聞や書物類のコピー、当事史料など紙資料が多いぼくとしては、この要望は理解しつつ、個人的に処理できるようなものではないようにも思う。試験時間を1.5倍にという要望については、試験問題、解答手段等がその学生用に特別に〔障害に応じて〕準備されるのであるのならばその要望は受け入れることができない、旨を答えておいた。しかし、大学全体の「決まり」となるのならば、業務命令で従うことになる、とも答えておいた。

 
新日本出版社と出版契約書を交わす。もうすぐ発売となる。