聴覚障害の授業者の補助 その2

日本社会事業大学社会事業研究所
聴覚障害学生支援プロジェクト室 様

 非常勤講師の川口幸宏でございます。
 昨日土曜日の午後二コマ、益子さんのご援助・ご支援をいただき、授業中の学生の発言を読み、理解することができました。
 これまでは、補聴器も利用することがあるのですが、やはり、「聞き分け」のできない補聴器使用は、教室という空間で、長時間に及ぶと、感覚麻痺を招きがちでした。このあたり、専門家の間ではどのように認識されているのか、私には分かりません。たんなる私個体の問題なのかもしれません。
 いずれにしても、パソコン画面を通しての学生の発言内容の把握は新鮮でありました。まだまだ学生の主体によって発言される光景はありませんので、私が指示して後、ぽつりぽつりと語られる現状です。今後授業改善に取り組むことによって、学生の活発な発言が為される教室空間となるべく努力して参ります。ありがとうございました。