気力だ!

 朝起きて朝日新聞千葉県版を広げて選挙結果を確かめた。Kさん、最下位ながら、当選! やりましたね。
 せっかくの早起き、セガンの原文を紐解く。
 jeが登場するかと思えば、maîtreも登場する。そのすぐ後の段落文中にはprofesseurが登場する。白痴の子どもを指導する大人の役割(職能?職務?)だが、同一人物? セガン自身の実践を事例として考えれば、jeは言うに及ばず、maîtreはセガンだとしても、professeurは助手だろうか?いくつかの史料では(セガンはその存在を記録していないが)、セガン以外に、セガンの仕事を補助する人物の実在が記録されている。それにしてもprofesseurには補助者の意味はないよなぁ。
 それとも、いつぞや「セガンの文章は美しいという人がいる」と聞いたことがあるが、ぼくにはフランス文が美しいとか醜いとかはさっぱり不明だが、ある単語を続けては使わず、スペルの違う同義語を使うことが望まれる、とも聞いた。maître、professeur問題はそれで解決ということなのかもしれない。訳語はともに、「先生」。他の箇所では「他の人」に相当する単語も登場する。「他の人が手助けをして・・」という原義だが、これも「先生」という訳語を当てるべきかもしれないなぁ。こうしてみると、日本語って貧相だなぁ。