わっしょい!

 祭りと言えば「わっしょい!」のはずだが、昨今、空気が抜けたような「セイヤ、セイヤ・・・」。我がチャット友だちの「さくらの母」さんは、池袋あたりで、日本御輿を担ぐ連中として、ときどきセーヤッセーヤッとやっておられるとか。このかけ声の起源はどこでいつからでしょうか、と貴婦人にお伺い申し上げたら、ご自身の経験値としては竹の子族あたり、だと。オラ、知ってる。日本教育学会のお偉い様にご進講申し上げたことがあった、「竹の子族とは・・・」。舞台はNHKあたりの路上でしたな。やっぱり空気が抜けてましたな。へー、ほー。
 閑話休題。我が友人有さんの授業ではクラシックがなり、有さんがうなり、ペンライトを擬したシャープペンが振られる・・・。谷村新司でそれをやってみようかとふと思い、人生の終局、玄冬期を引っ張り出し、学生に訊ねたが、谷村新司なるものは知らんと、な。集団ヒステリー腰振り肌出しダンス曲にうつつを抜かす世代だからか。うーん、有さんを越えられないじゃないか。
 再閑話休題。明日の清瀬は、我が国伝統芸能群読を導入することにし、朝から教材準備。青春、朱夏、白秋、そして玄冬との人生展開には子ども期がありませんね―、青年なんて期は子ども排除思想から産み出された未熟期なんですな、と語った先週を継承し、白秋の「お祭り」の群読を取り入れてみようと考えた。ペンライトはございませんが、全身リズムはございますことよ、きっと・・・。