どうせなら久米仙人になりたかった

 今日はさるお方のお誕生日。朝から賑やかなメールのピンポン。Tは鶴、Hはさるお方。
T:おはようございます。お誕生日おめでとうございます。
H:おはようございます。ありがとうございます。魅惑の○○路入りです。
T:魅惑万歳!
H:にじみ出る魅力をとくとご覧あれ(笑)
K:あまり魅惑されると久米仙人になりそうですから、とくと拝見ではなく、ちらちらと拝したてまつりそろ。
H:脇見して空から落ちた方かしら。お気をつけて。
K:脇見ではなく身を乗り出して、とならったなあ。
H:そうかも!そしたら、おちた!
K:そうそう。鶴曰く、そんなら天国に落ちたんやな。先生曰く、阿呆!
H;仙力失っても、おなごの魅力にゃ勝てね、かな。
T:久米仙人はオナゴ衆が洗濯しているところをのぞき見たのですね。賑やかな笑い声につられて、と先生は語りました。「そういう言い伝えになっとんのや、ボケ鶴っ!」
・・・・・
 とまあ、ピンポンは進みました。
 ピンポンと鳴れば、ハーイと開ける玄関ドア。それがガタピシガタピシ。家が歪んでしまってガタがきた。休みは何かと家周り、水回りの仕事がカミから降って参りますが、今日はまず、玄関ドアのガタピシ止めの作業。脚立に乗ってトンカチをトントントントンと、ドアの上部に打ち下ろしているうちに、あれ〜〜。体が玄関タタキに向かって落ちていきました。
 オラ、魅惑のオナゴ脇見したんでねえだ、脚立の上からドアの上を見つめていただ。そこには魅惑のオナゴもゴキブリもおらなんだだ。
 タタキに激突はしなかったので、痛むところはございません。
 が、天国へと落ちるのは至難の業だと悟っております。久米仙人には敵いません。
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 鶴猫荘日記に「おきちゃん劇場」アップしました。