やっぱり「声」が届いていない

 ペアで作品を作っている。その条件についてことあるごとに具体的に語ってきた。先週末を締めきりにして、今日、作品の合評会を行った。合評に値する作品はぼくが語った条件を満たしていること。これは教育・指導の中での活動なので、当たり前の指示。作品は約20点。そのうち10点近く、条件を満たしていない。こういう状況が目の前で繰り広げられると、やはり、いらだちを隠せない。「言葉が届かないって、まさにこのクラスの状況だよ。特段荒れているわけではないから、見た目は落ち着いたクラスだ。だけれど、精神は崩壊しているね、ちょっと言い過ぎかもしれないけれど。板書したのをノートに写すだけが授業参加だという習慣が、じつに見事に、耳を使って学ぶ学習能力を奪っていますね。」