「神田川」

 ぼくは「神田川」♪の世代ではないけれど、大学の下に流れていることもあり、大阪からお越しいただいたTさんにご案内をした。朝のうち。「イメージとしては狭い川だと思っていたのですけれど。」とはTさん。何年か前、教職合宿を行ったときに学生たちにフィールドワークの対象として神田川を扱って以来の川縁散策。Tさんとはお昼過ぎにお別れ。
 3時から、志摩陽伍先生の研究会「ことばと教育の会」会場世話係。6時過ぎまで。高校国語科の教育構造に関するドクター論文を下敷きとしたご発表。ぼく自身は読みこなすことができていないのできちんとした議論参加はできず。ただ、「国語」という我が国特殊な概念について議論を深めたいとは発言した。最後に「匿名」問題で発言。W大学では「グループ討議はやめてもらいたい」と学生から要望が出て、びっくりした、という問題提起もなされた。本当に「孤立化」(匿名的存在化)が進行していることを実感させられる。大きな教育課題として認識した。
◎卒業生のIさんから、千葉県内の中学校教諭として着任した、と連絡。よかったね―。何度も何度も泣いた(泣かされた)ものね、不当な扱いをされて。がんばりましょう。