放課のこと

 今年のぼくの放課は内向きに忙しい。外向きの研究会等にまったく参加しなくなったが、学生たちの語らいの時間・内容がこよなく愛しく感じている。「そろそろお別れ」を意識し始めたからだろうか。火曜日は「ジェンダーの会」(今は「休業」中。8月に再開)、水曜日が学習的な自主セミ(主として学部生が集う。他大学からの飛び入りもあり賑やかな討論がなされる)、木曜日が「男子会」(1年生女子2名が参加しているが、「男子会」の名称がいい、とのこと。いろいろと雑談。昨日は「ぼく」の半生史)、金曜日は障害を持つ者、出自を「隠す」ことで生きられると感じる者などの語りの会。楽しいかな、学べるかな、今年の放課。さて、今日はどんな「語り」がかわされるだろうか。キッと、教育実習話がメインとなるだろう。
 8月の「旅」のスケジュール、必要経費計上等々、だんだん「旅」像が具体的になってきている。
丸善を通して注文していたThe Jamaican Historical Reviewが届いた。1945年から1972年まで、全9巻。