旅支度開始

○風邪さんは大分あっちの方に飛んでったようだけど、まだ身体がだるい。それで、今日の外出は取りやめにして、旅支度を。今回は禿鶴「フランスデビュー」ちゃう、「イタチの最後っ屁」―ちょっと下品だすな―なる故、衣装を整えたため、どうもいつもの乞食旅行のような荷造りにならなくて困っている。往復の衣服はまさに乞食姿でいいと判断したが、さて、掃き溜めに鶴―これでは誤解を招く表現故訂正、掃きだめの鶴―姿を演じるための衣装をどのように運ぶべきか。ああだこうだ、あのバッグこのバッグ、ええい、掃きだめの鶴姿で行こうか等々、朝からがさがさやっております。
○「掃き溜め鶴衣装」はスーツのみを運ぶバッグがあるでしょ?あれを用意していこうと思いつつあります。といっても、手元にあるのは洋服屋で買った時にサービスでつけられるビニール製。やっぱりこの際だからぱりっとはずもうではないか(「建前」)、と思いつつあります。出費が嵩むやんけ!という正論をささやく(「本音」)思いもあります。旅支度とは「建前」と「本音」とが葛藤する空間でもありますな。
 そうそう、旅支度中、とんでも発見!夏の旅で買ったお土産が旅で使った電気製品等を収納しておいた箱の中から顔を出した。これフォアグラやで!缶詰ね。
○カメラのバッテリーチャージャーを職場に置いてきてしまったこともあり、柏で購入しようと思い立ち、家を出た。ずいぶんと陽気がいいし、人出もすさまじいのだけれど、身体が重くてたまらない。風邪の後遺症?ゆったりと歩く姿がビルの鏡に映し出され、醜いほどの出っ腹に、「これじゃ重いはずだわ。」と心底げんなりした。腹よ引っ込めーーっ。
 目的の品を購入したついでに、パリへの手土産の品をあれこれ。お茶、塩昆布。希望が出されていたシジミスープのもとは見当たらない。姫さまにメールでつぶやいたら、池袋で購入して下さる(下さった)とか。ありがたや。