貰われていく

〇院生のN君が来室。研究室書架から10冊程度抜いていった。ソシュール、デューイ、自他認識、日本中世史関係等。
玉川大学出版部版『フレーベル全集』(全3巻)嫁ぎ先決まった。
〇A君、ジャーナリズム関係の作文教室の受講生に合格したとの知らせ。第一歩進んだ。彼の20歳の経験はそれまでの自分を明かすものの喪失であり、それ以降は、新しい場での新しい自分の構築でなければならなかった。だけれど、同じ20歳の、彼と同じ経験をした者の多くが、自分を喪失した場で自分の命を今も浸潤しつつあるところで新しい自分を構築しなければならない。A君は一生それを見つめていかなければならないという決意を語ってくれた。大いに寄り添っていきたい。
〇生徒指導の研究テスト
〇せめて自著関係だけでも自宅に持ち帰り、自宅にある廃棄本と入れ替えたいと思いたった。旅行バッグを当分の間、ごろごろとひいて、職場と自宅とを往復することになりそうだ。