「宿題」提出

 課題となっていた、本一冊分の草稿を読了し、午後、感想批評等を申し上げるための会談を持つ。3時間。戦前論、日本社会論、近代的自我論、解放と自由の論等々。多岐にわたるけれど、ぼくなどが抱え込んでこれまで生きてきた内在的日本人論と見事に重なる文化論に接し、本当に久しぶりに自分の「本家」と出会った思い。草稿の書き手からは深い感謝の辞を何度も述べられたけれど、感謝申し上げるのはむしろぼくの方。