人力車で浅草歴史散歩

 お昼前に浅草に出かけ、ゆったりと過ごした。初めて人力車に乗り光景をカメラに収めようと試みたが、ぼくにはそういう技はできないとすぐに諦め、ひたすら肉眼で景色を楽しんだ。添田知道の筆塚を「発見」したおり、自分の生き方をつかみかねて悶々ダラダラしていた時に書店で偶然見つけた「小説 教育者」をなぜか購入し、寝っ転がりながら読み進めたことが蘇ってきた。そうか、あの実話小説は、舞台が、このあたりだったのか。日本のペスタロッチ!!! 今の教師群の中にいるだろうか、坂本先生は。
 北海道のTさんからメール。教師としての人生が出発しそうだとのこと。結局ぼくたちとは違う世界で教員としての資質を磨き上げたという点で、Tさんに見事にしっぺ返しを食らわされたということだ。Tさん、どうか、「日本のペスタロッチ」と同じ教師になって下さいね。それが今、Tさんと同じように苦しんでいる後輩たちへの勇気づけになるのですから。おめでとう。