暑い教室だ

 午前中はともかく午後の教室は蒸し風呂状態。窓を開けても危険防止の観点で設計されており、空気の流通は思うに任せない。冷房はまだ入らない。等々、管理管理管理管理…が行き届き、人間が人間であることを主張できない状況の中での授業。やむを得ず、熱中症対策として授業中水分補給の許可を出した。でも、こういう時に限ってなのか、水を飲む姿を見かけることがなかった。それほど緊張をして授業に臨んでいるのなら、討議方法や内容においてもそうあって欲しいものだが、残念ながらぼくの怒りが爆発してしまった。人間の命の問題を考えられないほど、魂は摩耗しているのだろうか。そうだとしたら、教員になることは止めるべきだと強く思う。
 夜、錦糸町蕎麦屋丸花に、2人の男子学生を連れて、出かけた。うちひとりがアルバイトを希望していたのでぼくが丸花の店主和君に推薦した次第。きまじめな青年だから、最初は不器用であっても、時間が経てばリズムよく働くようになると期待している。
 今日もまた蕎麦をごちそうになった。和君、お母さん、いつもありがとうございます。