昨日の今日に過ぎないけれど

 昨日、まさに最終稿を出版社に渡した。人生の節目ではあるし。でも、やはり抜けている、ぼくの人生と同じ。カバーに使いたいと言っていたパリの壁写真をディスクに入れ忘れ。
 おそらく最後であろうパリ旅行では、いろいろな「残念」と出会った。その一つ。ピネル像、コンドルセ像がプレハブ建築物と入れ替わっていた。臨時であることを祈るのみ。
◎主任から「そろそろ退職記念講演会なり、最終講義なりを考えないといけない時期なのですね」と話しかけられた。「昨年、先生に、そういうことはしないでいただきたい、と申し上げましたが。」「いや、そうもいかんでしょ。授業の最後の回をそれにあてるとか・・・。」
 いろいろと話し合う中で、以下のようにしていただくことにした。
1.情報は学内のみ、学外者には案内を出さない。
2.学内案内は立て看板の案内のみにしていただきたい。作成は教育学科で。
3.あくまでも学生主導としていただきたい。時期は学生とぼくとが話し合って決める。
 これで一つ落ち着いた。