また一つ消えた

 「生徒指導の研究B」文字通り最終回。すでに試験が終わっているので、学生の参加があったことが嬉しかった。4人を相手に、「子どもを捉える」という視点抜きに生活指導をしてはならない、という話。ただし、そういう視点を培うにはどうするか、教養を常に蓄え続けること、一つだけ分かってすべてが分かるという思いおごりを捨てることなど。パリとジャマイカのフィールドワーク話。
 研究室をいつ明け渡すかという問い合わせ。苦笑しながら「3月31日まではいてもいいと思っていたけれど、ダメなようですね。」と返事。卒業式が終わればぼくは学習院と縁が切れると思った方よさそうだ。