ホント、どう過ごそうか

久しぶりの床屋談議(FB投書)
「先生、ここへ来た時は、髪はいっぱいあったし、黒かったよな。」
「30年以上マスターに切ってもらっているからねぇ。」
「それにしても哀れだな。」
「まったくもう、本当に、哀れでござんすよ。…そんなこと言うんじゃ、もう、来ないよ。」
「不思議なものでね、人ってのは、床屋に来てもしょうがないような奴も、せっせと通ってくるんでよ。」
「それでおまんま食ってんだろうが。ありがたく思いなさいな。」
「ところで先生、まだ働く気かい。」
「気はあってもよ、場所が無くなるんよ。」
「何?学習院がつぶれた?」
「ちゃうちゃう、おれが、この3月末で退職するってこと。」
「クビか?どんな悪さした?」
「テイネンよ。」
「で、後はどうする気だ?」
「何も無し。」
「趣味ぐらいあっだろうが。」
「何も無し。」
「ゴルフは?旅行は?」
「巨大耳かきで小さな球叩いても面白くも何ともないだろうって、今までやったこと無し。旅行は元手が無くなるわけだから、できっこねえ。」
「哀れなものだねぇ、学習院大学教授先生さま。・・・・はい、一丁上がり!」
○今日は細君の誕生日。細君仕事故、とくに祝い膳無し。その代わりと言っちゃなんだが、昨日、ピアスとネックレスをプレゼントした。来年はそんな豪華な祝いはできません。