続・来客歓迎

 ゲラ校正作業を進めてい。なかなか進まないのが気がかり。
 午後、前の自主ゼミのメンバーでエミールゼミのメンバーであった女子学生が来室。もう1年は互いに顔を合わせていないか。彼女たちのゼミメンバーによって壊れかかっていたぼくの心が再生されたのだったな。とても有りがたい存在だ。来年度は卒業研究と教員採用試験。人生のジャンプ期だ。がんばってほしいものだ。地質学が専門なので、ぼくの周りにいる人にしては、とても珍しい存在。純粋な鉱物の生成にチャレンジしているが、この1年間、その作業の継続で、未だに「純粋」なるものを作り出せないという。ぼくは、つい最近の報道で、冥王星の近辺の小さな星で氷があることが発見されたそうだ、と一応話題提供。地球上の生命体とは違った生命体が宇宙に存在するのかもね。人間のような生命体が存在する可能性は信じるけれど、地球人間の持つ感情能力と同じ能力を有することは無いだろうね。などなど、久しぶりに「賢くなった」気分を味わった。彼女の来室の主目的はぼくの最終講義に関する問い合わせ。3月17日、小規模で行います、と返答。