礼状

心暖まる励ましのお言葉をありがとうございました。治療期間は終わりましたが、今なお病院を出ることは出来ていません。左半身不全、構音障害という状況を可能な限り軽減すべくリハビリに励んでおります。完全に麻痺していた左半身、言葉も改善しつつあり、自分を取り戻しつつあると実感しているところです。
とはいえ、実用の身体には程遠いところにいるのも事実です。セガンがイタールを批判して「自立性が欠如したまま」と言わしめたビクトールそのものでありますゆえ、道なお遠しであります。