寝起き

朝6時点灯。トイレにたつ自由を得る一日の開始だ。ベッドからサッと降りて…というのはあくまでも脳内イメージでしかない。現実は、落下防止の左バーを右手で掴み、悪戦苦闘の末体を引き起こす。左足側の防止バーは抜いてあるので、そこから脚をベッドサイドに下ろし、詰めにもう一度右手でサイドバーを強く引き、体を起こす。やっとベッドに腰掛けのスタイルとなる。布団生活だととういうことになるのか、想像さえつかない。
さあ、杖をついてトイレへ。しかし、日中のようには脚が快活に動いてはくれない。しゃれっぼく言えば、ダメージを受けた左足が寝ぼけている。つまり回復か遅れている膝、足首に力が入りにくく、ビッコを大きく引いてしまう。時にはひっくり返るのではないかと、ヒヤッとさせられる。
この現象は朝の寝起きの一時のみなので、活動期には、ぼくは、「スタコラ」(とどちゃん、ひめさま談)歩いていて、回復が早いと見え、シャバに出られると感じられるのだ。しかし、寝ぼけて現象を考えると、シャバに出すとまだまた危ないヒトだと、思ってしまう。
今日は5時からドクターとの面談。ドキドキハラハラ。