ジャマイカより帰国

 下娘家族がジャマイカより帰国。成田空港まで、細君、上娘ともども出迎えた。下娘家族は《外》ではあるけれど、日本の親族は我らしかいないので、家族同然。ぼくを家長とする二世帯一家族だ。全員で7人と、大家族である。
 ぼくは母、姉との三人家族。ぼくの大学生の時に習った社会学でいう「欠損家族」、生活指導を専攻するようになってからは、「母子家庭」洒落たいい方では「ワンペアレント・ファミリー」、いずれも《発達に問題があることが多く、指導上要注意》と、学校は処理をする。我が身に当て嵌めて考えさせられたものである。[この問題は近々整理したい。]
 こんな思いを巡らせながら、無事の帰国を喜び、しばしの歓談を楽しんだ。傍らでは今年学校に上がる善が細君のプレゼントになる絵本を楽しんでおり、上娘の懐には乳飲み子の光が笑い顔で満足気。
上娘から聞き出したジャマイカ情報。数年前に訪問したときの写真(老教授鶴写す)を添えて。
1、隣のお家のアキの実は青だった。他の所では赤だったよ。

 見事な赤色のアキ。このままでは毒性が強く食べられないそうです。ジャマイカのいたるところで自生のアキの木を見ることができます。上娘の話によると、青山でアキの缶詰が売られているとか。
2、庭にハチドリが来たけど一羽だけだった。

 花の蜜を吸っている背中の姿を写しました。

 ハチドリはジャマイカの国鳥だとか。梢でたたずんでいる姿を写しました。ジャマイカの山の色を楽しんでいただけます。そう、ブルー・マウンテン! コーヒーの銘柄ですね。
3、いろんな果物をたくさん食べました。
 イアンの実家、デーヴィス家に実る果物の一部写真です。名前がわかりますか?



 このほかに、常食のバナナ、オレンジ、グレープ・フルーツ、マンゴーなどなど。
4、クリスマス用の山羊の解体直後の切り口を見せられました。

 写真は自然放牧のヤギさん。このヤギはすでにいなくなっていたそうです。それと、お隣の庭の尻尾がくるりとしていなかったブタさんも、姿を消していたそうです。一方、山道を車で走らせる時、子ヤギたちがとことこと家路を急いでいる風な光景は、相変わらず見ることができたそうです。
5、おかあさん始め、向こうの親族がとても喜んでくれました。皆さん、元気。
「おとうさん、随分とジャマイカに来ていないですから、是非いらしてください。」とイアンから勧められた。行きたいなー、ハチドリの観察と学校参観に。