アモロスを読む

セガンが強い影響を受けたアモロスの教育論を紐解き始める。パリ初等教育協会の有力メンバーでありスペインのぺスタロッチ運動の担い手。1815年9月にパリの協会でプレゼンテーションした記録文書。教育によって知性の広野が切り開かれる、という始まりはなかなか刺激的である。ただぼくの稚拙な理解能力では前進エンジンのかかりが鈍く、先が思いやられる。スペイン語訛りなのかフランス語古語なのか、辞書との格闘を余儀なくされている。
怠けたがる心に誰か鞭を打ってくれないものかと、他人事…