パリの宿 あれこれ思案

 フランスへは5月20日から6月29日まで出かける。ほとんどがパリでの文献調査に充てられる予定なので、当然、宿は長期宿泊可能な所となる。パリの知人のお世話で何とかウィークリーマンションを借りる目当てがついた。パリ17区。隣8区のモンソー公園の近くのようだ。
 セガンとの関わりで言えば、同区内で病弱児施療院2代目院長のゲルサンが住んでいた。現在、ゲルサン通りと名がつけられている。ぼくは、まだ、そこを訪問していないので、今回の滞在中に行ってみようと思う。ただ、徒歩ではとても無理なようだ。
 実感的には未経験の住環境。いつものように散策をし、市に出会い・・・というようなことが可能ならとてもうれしい。そして古書店があればもっともっとうれしい。しかしこれは叶わぬことだろう。
 モンソー公園はいったいどのようなものであるのか。こういう時にはネットが便利!・・・なぬ?「モンソー公園はパリでも初めて造園が行われた公園のひとつ。フランス革命のころに作られ、その後、パリの高級地区の公園となった。」 案内文後段にどきっとした。「パリの高級地区」・・・。絶句です。こういうところは、ぼくの好みは何もない、経験値がそう教えてくれる。
 とりあえずは、ぼくの身を案じてくれたことからここを探してくださったのであろうパリの知人に感謝しなければなりませんが・・・。
 
 居ながらにして、違った、散歩しながらにして、世界の名物建築、旧跡ミニチュア版(本物の移築もあるようですが)に出会えるのかしら?モンソー公園。こんな案内に出会いました。
http://hw001.gate01.com/chez-seki/monceau/monceau1.html