珍しさ、懐かしさ

1.昨日のこと、一人の紳士が研究室を訪ねてきた。微かに見覚えがあるような、無いような・・・。ぼくがこちらに着任した年のことも知っておられる。「生徒指導の研究の授業を受けました」「ほかの授業は何でしたか、それは100点をもらいました」という語りで、うちの卒業生であることを知り、なおかつ教職履修者であることを知った。それだけではなく、現在も、非常勤講師で、お世話になっている。あれこれとお話を伺いながら、「何故にご挨拶にこられたのか?」という微かな疑念は持っていた。ぼくの懐かしい知人の名前も複数名出された。結論:大変おめでたい話。故郷に錦を飾って帰ることができる、ということ。ぼくは故郷を「棄てた」人間だが、「故郷」を現住地にして生涯を終えたいという生き方はすばらしいと思う。
2.昨日のこと。前々からメールで約束していた媛様との「デート」の具体化が進んだ。21日、「たくさんお話ししましょうね。」とは媛様の結びのメール。池袋の生け簀料理で〆となる。
3.前任校―といっても、こちらに来てもう18年目になるのだが―の同僚と電話で会話。きっちゃんに連絡先を訊ねていたら今日それをメールで教わったので、早速電話をかける。
同僚「もしもし」(あまり機嫌のいい声ではないのだろうな。太く低い声)
ぼく「○○先生ですか?」
同僚「そうですが・・」
ぼく「川口です。」
 同僚氏、一瞬考えあぐねた間を置いたが、すぐさま明るい声で対応してくださった。来月、大阪でお会いすることとなった。