リライト

 昨夜寝られず。書評という作業の本質について考え込む。すでに読まれていることを前提にして評するのが書評なのだろう。読まれていない人に向かって書くのは図書紹介になるのだろうか。ぼくがいずれを選択すべきか。昨日書き上げたのは前者であり、したがって厳しい批判を含んでいる。論理的に説明した批判ではないので(字数の問題)、読む人からすれば「非難」と受け止める可能性がある。・・・
 結局、今日、書き改めた。本作りの方法と内容紹介を主としている。カメラワークについては本質を変えない評価を綴った。

 書評という社会的活動、一体いつからしていないのだろう。大げさではなく三〇年以上前しか記憶が戻ってこない。なおかつ、近年は、週刊誌の書評欄が面白くて読み継いできているが、我が業界のはまったく読んでいない。怠け者だな。